洗濯の負担はもっと減らせる! 洗面所での室内干しで洗濯動線0メートルに

おはようございます。
ライフオーガナイザーの前田梨絵です。

全国17会場で行われた、『オーガナイズの日チャリティイベント2018』。参加した会場のワークで、同じグループだった方全員が、「部屋中に洗濯物が干してある」「洗濯物をたたんでもしまうところまでたどりつかない」など洗濯に関するモヤモヤをお持ちでした。

そこで今日は、わが家の、洗濯に負担を感じていた頃から、無理なくできるようになった現在までの過程をご紹介したいと思います。

■距離を負担に感じていた“2階のベランダ干し”時代

洗濯の負担はもっと減らせる! 洗面所での室内干しで洗濯動線0メートルに

結婚当初、1階で洗濯機を回し終えると、大きな洗濯カゴに洗濯物を入れて、階段を上がり2階のベランダに干していました。屋根はあるので、雨降りでもよほどの強風でなければ濡れることはありませんが、階段の上り下りやその距離を負担に感じていました。

■天候と時間に左右されていた“1階の庭干し”時代

洗濯の負担はもっと減らせる! 洗面所での室内干しで洗濯動線0メートルに

階段の上り下りを負担に感じるならと、干す場所を1階のリビングから出た庭に干すことに。

ところが屋根はなく、日よけを張ってあるだけなので、帰宅すると雨に濡れていたなんてこともありました。その上、夏だと短時間とはいえ日焼けも気になるし、冬だと寒さで手足がかじかみます。

そして陽の当たる日中に乾かそうとすると、必然的に洗濯は朝にして夕方取り込むやり方に。すると朝の忙しい時間に洗濯を干すことが、負担になっていました。

■洗濯動線0メートルの“洗面所での室内干し”へ

洗濯の負担はもっと減らせる! 洗面所での室内干しで洗濯動線0メートルに

理想は、天気や時間に左右されずに、負担なくできる洗濯。
たどり着いたのが、干してあってもそれほど気にならない洗面所での室内干しでした。

洗濯機から洗濯物を取り出してそのまま干せるように、すぐ向かいに突っ張り棒とハンガーを設置しました。洗濯機からの距離0メートル!動くことなく洗濯物が干せるようになりました。

ただ室内干しというと、乾きにくい、ニオイが気になるなど心配な点もあるので、そこは道具を使ってカバーすることにしました。使っているのはこの3つ。

1.サーキュレーター

下から直接風を当てたり、洗面所内の空気を循環させるのに使います。

2.洗濯機の乾燥機能

最初から乾燥機にかけるのではなく、次の洗濯までに乾ききっていないものがあれば、5分ほど乾燥機にかけてカラッと乾かします。節約効果も大!

3.浴室乾燥機

梅雨の時期などは、洗面所の扉は閉めた状態にして、浴室のドアを開け、洗面所に温かい風を送るイメージで乾かします。浴室に干す方が早く乾くのですが、家族がお風呂に入るたびに洗濯物を移動させなければいけないので、わが家の狭い洗面所にはこのやり方が合っていました。

洗濯の負担はもっと減らせる! 洗面所での室内干しで洗濯動線0メートルに

■室内干しに洗面所を選んで気づいた5つのメリット

「天候や時間に左右されないように」と始めた室内干しでしたが、思いがけないメリットもありました。

メリット1:天候に左右されない

暑くても、寒くても、雨でも、晴れでも変わらず洗濯機を回し、洗濯物を干すことができます。防寒をしたり、日焼け止めを塗らずにすみますし、洗濯物につく花粉や黄砂などを気にする必要もありません。

メリット2:時間に左右されない

陽に当てるわけではないので、朝でも夜でも時間を気にせず洗濯できます。早起きが苦手でも、寝落ちしても大丈夫。ただ限られたスペースでいかに洗濯物を乾かすかが重要になってくるので、洗濯物が少ない日でも、毎日洗濯機を回して、洗濯物をためないように気をつけています。

メリット3:楽になったら家族も手伝いやすい

重たい洗濯物を持って移動することもなくなって、ずいぶん楽になりました。楽なことは家族にも頼みやすいし、手伝ってくれるようになります。

ちなみにリビング続きで洗面所のあるわが家の間取りなら、洗濯物を干しながらテレビも観られるので、観終わらなくても動き出せたりと、さらにハードルが下がります(笑)。

メリット4:乾かす道具が揃っている

洗濯機や浴室の乾燥機能が揃っているので、乾かす作業にその場ですぐに取りかかれます。

メリット5:しまう前に勝手に減っていく

家族の朝の着替えは洗面所がメインです。干してある洗濯物が乾いていたら、そのままハンガーから外して着てくれるので、しまう予定の洗濯物は勝手にどんどん減っていきます。

同じお悩みの方の参考になれば嬉しいです。

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