おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
「あと少し・・・」「背が高ければ届くのに・・・」、そんなとき力になってくれるのが、脚立や踏み台です。どこのお宅にもひとつはあると思いますが、わが家には4台もあるんです。
どうして4台もあるのか? どんなふうに使っているのか? 安全な開き方のコツや、使っている子どもの変化についてお伝えします。
■脚立タイプVS折りたたみタイプは、折りたたみの勝ち!
天井高が3メートルもあった以前のアパートでは、窓掃除や照明の取り替えなどに、高さのある脚立タイプの踏み台(下の画像、左)が必要でした。現在住んでいるマンションでは、そう高いところまで届く必要はありませんが、日々のちょっとした“足りない (汗) ”、に対応するために、そのつど脚立を取り出してくるのが面倒になったので、折りたたみタイプの踏み台(下の画像、右)を買ってみました。
これが、大正解!軽いので片手で持ち運びができるし、折りたためば薄さ4.5cmとコンパクト。ちょっとした隙間にも、すっきり収納できます。いろんな用途があって便利なので、次々と追加購入し、現在は4台を使いこなしています。
■1台で何役も使えるのに、4台所有の理由は?
高い場所のものを取るときに使うのはもちろん、子どものままごとでテーブルとして使ったり、キッチンでの家事の合い間に休憩するときに、腰かけたりして使っています。まだまだひとりでのぼるのがむずかしい3歳の娘のトイレステップ台としても使えるので、専用のものを買わずにすみました。
「同じものを4つも?!」と思われるかもしれませんが、ものが増えるデメリットよりも、使いたいときに、すぐに手に取れる手軽さのほうがわたしには重要なのです。キッチン・トイレ・押入れ・子ども部屋の4カ所に、いつでもスタンバイしている、心強い味方です。
■指を挟みそう……な不安は、これで解消!
便利な折りたたみ踏み台ですが、ひとつ心配なのが、指を挟みそうなところ。子どもだけで使わせるのは、少し不安がありました。
踏み台をよく観察してみると、指を挟みそうな危険なところは、写真の赤く囲っている屈折をする部分だけ。なので、その部分に触れないようにさえすれば、挟むことはありません。
開くときは、星印の部分を両サイドから持って、パカっと開くと安全に広げることができます。
「気をつけて開けるんだよ」では伝わらないことも、「ここを持って開くんだよ」と具体的にやり方を伝えたことで、しっかり理解ができたようです。
■踏み台一つで、3歳児でもここまでできた!
挟まない開き方をマスターして、踏み台が使えるようになったら、子どもが自分でできることがぐーんと増えました。
3歳の娘はやっとトイレトレーニングが終わったばかり、まだまだ大人の介助が必要です。しかしながら娘の「トイレ行きたい」に毎回すぐに飛んでいけるわけでもなく、どうしても手が離せないときに「できるところまで、やって!すぐに行くから!」とお願いしたことがありました。
がちゃがちゃ音をさせながら、がんばっていたようで、その後に見に行くと、なんと踏み台に乗って照明をつけた後、ステップ代わりの踏み台を置き、補助便座まで設置して、ちょこんと座っていたのです!成長を感じて、嬉しくなりました。環境が整えば、自分でできるようになっていくのですね。
踏み台を使えば、高いところにも手が届くことに気づいた娘。最近は、お菓子のありかにも自分で手をのばし、好きなものを手に入れたり(笑)、洗い物の手伝いをしたりと、自分でできることがずいぶんと増えました。
※使っているのはカインズのカラー踏み台ホワイトです。
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ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
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