半間の押入れをクローゼットに。お気に入りの服が出し入れしやすい秘密とは?


おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。

前回に引き続き、徳島県板野郡にお住いのライフオーガナイザー竹内真理さんに、クローゼットの収納について伺いました。

■使いにくい押入れの奥行きを使いこなす

竹内さんのクローゼットは、もともと半間の押入れだったスペース。こういった間口が狭く、奥行きが深い(90cm)収納は、ものを詰め込むスペースになりがちです。竹内さんは、押入れの中段を外し、収納棚を側面の壁に沿うように配置。突っ張り棒も設置して、深い奥行きを有効活用しています。

半間の押入れをクローゼットに。お気に入りの服が出し入れしやすい秘密とは?

「間口が狭くて奥行きが深い収納は、“使いにくい”というのが常識。でも、見方を変えれば“省スペースで使いやすい”とも言えるので、機能的でこぢんまりとした”コックピットのようなクローゼット”にできますよ。洋服は厳選して、お気に入りのものだけを並べられるように、定期的に見直しています。」

■戻し方のルールで、自然とお気に入りが手前に並ぶ

自称「ズボラで大雑把」という竹内さんですが、もともとアパレルでの販売経験もあり、たたむこと自体はストレスゼロ。ブティックのようにたたんで、棚に並べる方法を採用しています。

半間の押入れをクローゼットに。お気に入りの服が出し入れしやすい秘密とは?

目線の高さにある一番上の段には、一軍の洋服を3つの山に分けて収納しています。洋服は、着たものは必ず一番手前の山に置くというのが竹内さんのルール。手前の山が大きくなってきたら、山の下にある洋服をまとめて奥へ移動すれば、お気に入りの洋服が自然と使いやすい手前側に集まるという仕組みです。

「最近は掛ける収納が人気ですが、わたしはお店のように、平置きできる棚にたたんで収納するのが好きです。(下の写真のように)洋服の間に手を入れて、片手で持ち上げつつスッと引き出すようにすれば、崩れたりもしないですし、一目瞭然でわかりやすいですよ。」

半間の押入れをクローゼットに。お気に入りの服が出し入れしやすい秘密とは?

■お悩みアイテムにも帰る場所を用意して、崩れ知らず

竹内邸では、クローゼットが乱れる原因になりがちなアイテムにも、定位置を設けています。衣類の一時置きには、プラスティック製のカゴを活用。簡単にたたんで片手でポイッと放り込めるよう、棚の高さも調整しました。季節の変わり目に散らかりがちなオフシーズンのアイテムは、大きな籐のカゴ(1枚目の写真の右下のブラウンのカゴ)にまとめています。

「オンシーズンの洋服だけが、整然と並んでいるのが好きです。もう季節を過ぎたなと感じたら、すぐにカゴに移動して、いっぱいになったオフシーズンの衣類置き場にまとめて移動しています。」

半間の押入れをクローゼットに。お気に入りの服が出し入れしやすい秘密とは?

■使いやすさの極意は、小さな改善の繰り返し

押入れをクローゼットに作り変えたのは、今年の2月のこと。棚板の高さ、配置などを見直しながら、ゆっくりたどり着いたのが今のクローゼットです。

「片づけをするとき、一気に大きく変えてしまうと、リバウンドしたり、ちょっと崩れたことでもうやめた!となってしまったりしがちです。“大きく変わらないと意味がない”なんてことはないと思っています」。

最初から完成品を目指さず、使いやすさを確認しながら小さな改善を繰り返すことで、使いにくいクローゼットを使いこなすための、自分にピッタリのルールや仕組みを見つけた竹内さん。大きな変化は、小さな変化の積み重ねによって作られているんですね。

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ライフオーガナイザー 竹内真理
ブログ:暮らしやすい家研究室 

記事・写真:会田麻実子