【実録】引っ越し後につくって大正解だった“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルーム


おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。

引っ越し後の暮らしで悩ましいのは、部屋割りをどうするか?ではないでしょうか。今回私が目指したのは、タイプがバラバラな家族3人みんなが、もっと自由に、もっと楽に暮らせることでした。

そこで考えた部屋割りが、夫と娘(5歳)のシェアルームとスタディールーム。前編は、出しっぱなしのストレスがなくなる“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルームをご紹介します。

【実録】引っ越し後につくって大正解だった“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルーム

■片づけたい派も、そのままにしておきたい派もどっちも悪くない!

娘が1歳の頃にライフオーガナイズに出会い、以来自分と家族の個性に合わせた、楽に片づけられる仕組みづくりに取り組んできましたが、それでもなかなか解決できず、悩ましく感じていることがありました。

それが“すっきりした見た目が好きなのは私だけ”ということです(汗)。

何もかも真逆な夫は、「物が多いほうが落ち着く、あとで使うなら出しっぱなしがいい」というタイプ。オーガナイズとともに育った娘は、片づけられるタイプですが、作りかけの作品やまた遊ぶものは出しっぱなしにしておきたいし、母さえ許せば、本当はもっと家中飾り立てたいというのが本音のようです。すっきりした空間のほうが落ち着き、魅力を感じるのは私だけだったのです。

そもそも片づける必要を感じていない家族にとっては、いくら仕組みを楽にしたところで、やらされている感は正直拭えません(汗)。そんな様子を見てときどき、「自分さえ気にならなければ」と後ろめたさを感じることもあれば、「すっきりした部屋が好きなだけなのに」と腹立たしいような切ないような、なんとも言えない気分になることもありました。

【実録】引っ越し後につくって大正解だった“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルーム

でも引っ越しを前に、改めてどんな家にしたいかを考えてみたときに出てきたのは、「3人のタイプがバラバラでも、みんなが自分らしく、もっと自由に、楽しく、楽に暮らしたい」という願いでした。

そこでようやく「片づけたい派も、そのまましておきたい派もどっちも悪くない!」と開き直れたのです。そして開き直って考えてみると、今までと違う部屋割りが浮かびました。

■最初から「カオス上等!」で考えた部屋割りとは?

思いついたのは、玄関からすぐ横の洋室を、夫と娘のシェアルームにすることでした。この洋室は一歩足を踏み入れないと部屋全体が見渡せない奥まったレイアウト、そこを逆手にとって、「どれだけ乱してもOK! 最初からカオス上等」と割り切ったのです。

部屋を2つのエリアに分けて、扉を開けただけではまったく見えない奥側を娘のおもちゃスペースに、手前を夫のクローゼットと仕事関係の書類の保管スペースにしました。

【実録】引っ越し後につくって大正解だった“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルーム

前の家ではおもちゃはリビングにあったので、見えないよう扉つきの収納棚に収めていましたが、今回は娘のスペースをあえて廊下から見えない奥側にして、しまいやすいオープン収納に変えました。窓にシールを貼りたいと言っていたので、奥の窓も彼女が好きにできる場所に。今では希望どおりシールだらけです(笑)。

一方手前側を使う夫は、脱いだものをポイポイ置いておきたいタイプなので、側面にパネルが付いていて、廊下から服のかかっている状態が見えないハンガーラックを選びました。おかげで妻から指摘されることもなく、また着る服もルームウエアも引っ掛け放題、積み重ね放題です(笑)。

■完成!治外法権ゾーンで手に入れたバラバラ家族の平和な暮らし

廊下から見えてしまう夫の保管用の書類棚は扉つきにして、おもちゃ丸見えのオープン棚は見えない位置に調節。こうして見える部分の仕組みを整えたら、どれだけ好き放題やっても口出ししない、“治外法権ゾーン”が完成しました。

すると、さっそく夫と娘は100円ショップで楽しそうにクリスマスグッズを買い込み、毛布やらダンボールやらを持ち込んで、部屋にこもるとクリスマスソングをかけて飾り付けが始まりました。途中で覗くと、小さならくがき帳を張り合わせて、何やら天井に貼る大作を作っているとのこと。

【実録】引っ越し後につくって大正解だった“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルーム

扉から見えない先は、彼らの自由、私が口出しをしない“治外法権ゾーン”、そう割り切ったら、どれだけやりかけで出かけようが、何日もそのままになろうが信じられないくらい気にならなくなりました(笑)。

最近はそのカオスが想像をはるかに超えて成長中。天井に貼る大作が完成しないまま、大きなダンボールを部屋に持ち込んだかと思うと、何やらデカイものを作り始めました。

【実録】引っ越し後につくって大正解だった“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルーム

しばらくして「完成した!」と呼ばれて部屋に入ってみると、登場したのはこのダンボールハウス。サンタさんのための煙突つき(笑)。「中に入るとあったかいし、声がひびくからカラオケもできるよ!」とそのあとはマイクを持ち込んでカラオケ大会をしていました(笑)。

【実録】引っ越し後につくって大正解だった“治外法権ゾーン”、夫と娘のシェアルーム

ダンボールを見ると大きなものを作りたがる娘。すっきりした空間が好きな私は、飾るにしても作るにしても、テイストを揃えたくなるし、見た目も整えたくなる。ついコントロールしたくなるのです。いっそのこと先手を打って、組み立てて作れるダンボールの小屋を買おうと調べたことも何度もあります(汗)。でも彼女が自分で選んで作り上げることはきっと何にも変えがたい経験になっていると信じたい(笑)!

もうクリスマスなのにここからまったく進まず、これで完成なのか途中なのか、まったくわかりませんが、こんな状態だろうがなんだろうが、「ヤイヤイ言われない夫と娘」、「まったくイライライしない私」。“治外法権ゾーン”のおかげで、家族に平和が訪れていることは間違いありません(笑)。

次回、後編では「来年小学生になる娘のリビング学習か夫の書斎か?」と悩んでたどり着いた夫と娘のスタディールームをご紹介します。

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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:クレアの観察日誌「少し毒があります。」