おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
インフルエンザが猛威を振るうこの季節、部屋の乾燥が気になりませんか?
ウィルス対策、お肌や目の乾燥にも、お部屋の湿度は50%以上に保つのが理想なんだとか。そこで今日は、わが家で手軽に使っている「ペーパー加湿器」をご紹介します。
■移動に便利な100均、癒し効果絶大なニトリの「ペーパー加湿器」とは?
最初に使い始めたのは、ふだんは寝るだけの娘の部屋。インフルや風邪の心配もありながら、加湿器を買うまでにはためらいがありました。「どうしよう?」と思っていたときに見つけたのが「ペーパー加湿器」。100均やニトリでも見つけることができました。
ペーパー加湿器とは、水を入れた器にフィルターを入れるだけで、電気を使用せず、水が減ったら注ぎ足すだけで自然蒸発で優しく加湿するというものです。使用方法は100均もニトリも同じですが、私が買った100均のペーパー加湿器の説明には、器にアロマオイルを入れると、潤った空気と一緒に香りが優しく広がるとあります。
材質は、ポリエステル不織布。1枚100円です。
わが家では、抗菌に良いと言われるアロマオイルなどを入れて、デスク周りにスタンバイ。持ち運びが簡単なので、移動しやすいのが嬉しいところ。お取り替えは、1カ月〜1シーズンが目安とされています。
こちらはニトリの動物シリーズ。柴犬、トイプードル、ハリネズミ、猫などがあり、動物好きにはたまりません。ニトリペーパー加湿器。
価格は1200円程度。サイズは、W21.3×D5.5×H9.2cm。組み立て式で、大人の手のひらより大きいくらい。素材は、不織布、紙、プラスチック。抗菌・防カビフィルターになってるようです。こちらは、「アロマオイルを使用しないでください」とあります。自然蒸発の約30倍ともあり、電気を使わないのでどこでも置ける気軽感がうれしい。各寝室のベッド横に置いて使っています。娘の部屋で使っている、動物シリーズの猫バージョンはこちら。
移動する必要のないものは、値段は高くても、見た目が好きなものをチョイス!汚れは手洗いもできるとあるので長く使えます。使ってみた感想は、「部屋全体をまんべんなく潤すことはムリとしても、パーソナルエリアには効果あり」。乾燥が続いてるこの季節、気持ちの予防にもなっています。
■ペーパー加湿器による湿度の変化はどれくらいある?
では、どのくらい効果があるのか!ニトリの動物シリーズの猫を使って、実際に計ってみました。結果はこちら。
42%だった湿度が、1.5時間後には、60%に。しばらく湿度計を置いておいたところ、室温や天気によっても変わることもありますが、最適湿度50〜70%を維持してくれてるよう。思った以上の効果、ペーパー加湿器侮れません(笑)。
■すぐに作れる新聞紙で作る手作り加湿器
もっと家にあるもので手軽に取り入れることもできそう。広島在住のライフオーガナイザー南方佐知子さんのお宅では、新聞紙を使った、即席加湿器を。
息子さんがインフルエンザにかかったときに作った手作り加湿器は、新聞紙を丸めて水の入った容器に入れただけ。ちょっと待って、新聞紙??なんだか味気ないのでは??「ちょっとだけ可愛くするためにペーパーナプキンもクシュっと入れてるんですよ」と、南方さん。なるほど、ちょっとした工夫で、見た目もOK!!何より、家にあるもので手軽に作れることは嬉しいですね。
実は、「ペーパー加湿器」は、シニアのお客様にも大人気。電気不要、エコ、音がしないと、手軽に寝室に置けるのが安心だと言われます。今では、100均でもかなりの種類があるよう。わが家でも、乾燥の予防対策の1つとして今では手放せません。
暖房や温度環境についても気になる方はこちら:
・使い心地は? 他の暖房と比べてどうなの? アラジンストーブのここが好き!
・温度を味方につけると、もっと片づけやすい家になる!「温度環境のカタチ」
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ:うちらしく暮らしやすく シンプルing
写真提供7枚目:南方佐知子