年少さんから年長さんへの3年間で、登園準備の「自分でできる」をつくった3つのポイント


おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。

春、子どもたちの進級を前に、「身支度や朝の準備の見直したい!」と考えている方も、多いのではないでしょうか? 幼稚園生活があと1週間となったわが家でも、年少の頃から見直しを重ね、今ではすべて自分で済ませられるようになりました。

そこで、3年間の変化とともに、「自分でできる」に変えるために重要だった3つのポイントをご紹介します。

年少さんから年長さんへの3年間、登園準備の「自分でできる」をつくった3つのポイント

3年間の登園準備の変化は、ざっくりとこんな感じでした。

年少 — 直前に起こし、すべて手伝って慌ただしく出発する毎日。

年中 — 親が手伝っているから自分でできるようにならないことに気づき、着替えと帰宅後の片づけを、子どもが自分ですることに変えていく。
>>>子どもの「着替えられない~」は母のこれが原因だった?!「自分でできる!」に変えた3つの工夫

年長 — 最初の半年は、親が急かして、なんとか「自分でできる」状態。最後の半年間は、指示しなくても、すべて「自分でできる」に変えていきました。

■ポイント1:「自分ですること」を、具体的に決める

まず大事なのは、子どもが自分ですることは何か? 手伝いが必要な場合は、どこまで親が手を貸すのか?を決めることです。

そのために必要だった準備がこちら。

・話し合い

まず、どこまで自分でやれるようになって欲しいのか、親の希望を具体的に伝えました。子どもには、自分でやるにはまだ難しいことを教えてもらいました。

年少さんから年長さんへの3年間、登園準備の「自分でできる」をつくった3つのポイント

たとえば、年長の今でも、制服のサスペンダーを留め直したり、名札をつけたりすることは、少し難しいようです。イライラしたまま「やってよ!」と言ってきたり、かんしゃくを起こしたりして、嫌な雰囲気になることもありました。そこで、そんなときは、「手伝ってください」ときちんとお願いをしたら、こちらも快諾するという約束にして、うまくいくようになりました。

・タイムスケジュールを決める

「自分でできる」を増やすためには、必要な時間をしっかり作ることが大切です。最近娘は、起きてから家を出るまでに1時間20分かけています。

年中になり、最初に自分で制服を着だした頃は、ボタンを留めるのにとても時間がかかりましたが、しばらく経つとスムーズに留められるようになりました。

そこで、私が、子どもに必要な時間を与えず、練習の機会を奪っていたことに気がついたのです。年長になると、できることは増えましたが、「指示しないと動かなかったり、抜けがあったりする」と感じていました。でも、準備の時間をたっぷり取るようにすると、自分で考えて動いています。ここでも、私が、「必要な時間を与えていなかっただけだった」と気づきました。彼女が考えて行動するのを待っていられないスケジュールだったから、私が先々の指示を出していただけだったのです。

淡々と必要なことだけを済ませたいタイプもいれば、わが家のように、かなり早めに起きて、ダラダラ、いえじっくりと(笑)マイペースに準備を進めて、遊ぶ時間をつくりたいタイプもいると思います。子どもと相談しながら、その子にとって必要な時間、やりたい順番でタイムスケジュールを考えると、親が黙っていても「自分でできる」に変わっていきますよ。

・やりやすい環境・仕組みを整える

蛇口に手が届かなかったり、たくさんのものを把握するのが難しかったりするのが、子ども。踏み台を用意したり、持っていくものが一覧で見渡せるように収納したりと、成長に合わせて仕組みを整えてみると、「自分でできる」がグッと広がります。

たとえば、年長の10月になって幼稚園が変わったわが家では、制服や必要な持ち物のすべてが変わったので、それまで隠す収納だったのをやめて、必要なものを一カ所に集めて一覧で見渡せるオープン収納に変えました。

年少さんから年長さんへの3年間、登園準備の「自分でできる」をつくった3つのポイント

まだまだ目に見えないものは把握するのが難しい年齢なので、下記の記事のように、必要な項目を書き出した支度ボードを作るのも、効果的ですね!
>>>忘れ物防止に効果あり!ゲーム感覚を取り入れた「くるりん支度ボード」の作り方(前編)

この3つの準備が整ったことで、子どもが「自分でできる」を始められるようになったと思います。残るポイント2つは、子どもが自分でやり始めたら、親が意識しておきたいことをご紹介します。

■ポイント2:基本は「自己責任」

子どもが「自分でできる」ことを見極めて必要な準備をしたなら、うまくいかない日があっても「自己責任」とどーんと構えて、割り切ったスタンスを貫くことが大切です。中途半端に手を出すことはお互いのためになりません。「人は失敗からしか学ばない」と言う言葉もあるくらい、「失敗したときは子ども自身が気づき、考え、成長するチャンス!」と実感しました。

幸い幼稚園の間は、忘れ物をしても、授業が受けられなくなるわけではありません。予備があることも多いです。もし忘れたら、自分で先生に伝えて、貸していただくことになるのですが、恥ずかしい思いをするのも、返すときにお礼を言うのも、子ども自身です。うまくいかない日が続けば、「もっと早く起きた方がいいかな?」と考えるかもしれません。

それに、中途半端に親が手伝うと、責任の所在が曖昧になって、かえって良くないことが分かりました。前は、荷物が多い週明けだけ、私が必要なものを幼稚園バッグに詰めていましたが、どちらかが入れるだろうと考えて、忘れ物が増えたのです。さらに、子どもは自分で入れていないので「忘れた」と思って、幼稚園で貸してもらうことが増えてしまいました(汗)。そこからは、洗濯など手入れをしたアイテムは、準備コーナー近くに置くだけにして、詰める作業には手を出さないことにしました。

そうこうしているうちに、子どもが自分で「ようちえんでいるもの」という、持ち物リストを書いて、朝はそれを見て詰めていくようになりました。

年少さんから年長さんへの3年間、登園準備の「自分でできる」をつくった3つのポイント

作るとなるとこだわってしまう、面倒くさがりの母が、「支度ボードを作るか、持ち物リストを作るか?」と迷っている間に、自分で作ってしまったのですから凄いです(笑)。きっと、彼女なりに「忘れ物」という失敗から学んで、考えたのではないでしょうか。

■ポイント3:やる気を潰さない!

最初からうまくいかないのは、当たり前。大切なのは、できるようになるまで、やる気を持ち続けてやり続けること。だから、“できていないこと探し”をして責めないよう、かける言葉には気をつけています。

親も焦ってくると、ついできていないことに目がいって「歯磨きもまだ、荷物の用意もまだじゃない!」といきなりお説教になりがちですが、そんなときこそ、ぐっと我慢。
「着替えと歯磨きはもうできたんだね! すごい!」
「あとは何?」
「間に合いそう? 頑張って!」

と、できるだけ、やる気を削がない声かけを心がけています。

また、まだうまくできなくても、「自分でやってみたい!」という気持ちが強く出てくることもあります。たとえば女の子なら、髪を結ぶこと。自分でくくれる子や、先生から教えてもらって、急にやり始めることがあります。

年少さんから年長さんへの3年間、登園準備の「自分でできる」をつくった3つのポイント

もちろん最初からうまくはできないので、親から見るとかなりボサボサ。「これで登園させていいのかしら」と迷う部分はありました。それでもOK!と割り切って見守っていると、最初はすぐに緩んで取れてしまっていたゴムも、続けているうちに上手くなって、今では自分の気分に合わせて、結んで出かけるようになりました。

正直、早い段階から「自分でできるようになって欲しい!」と思うと、多少の土台づくりが必要で、結局そこには大人の力が必要です。「今はその余裕がない」、というときがあっていいと思います。母子ともに、自分たちのペースで大丈夫! プロの手を借りるのも一つです。

成長は「変えよう!」と思った瞬間から、いつだって始まります。

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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:クレアの観察日誌「少し毒があります。」