【トイレのリフォーム体験談】水漏れ!突然のリフォームのとき知っておきたい3つのこと

おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。

去年の夏、突然トイレで水漏れが起こりました。原因は、ウォシュレット部品の劣化。使い始めて11年が経っていたので、そろそろ修理が必要になっても仕方がないと思っていましたが、交換部品がすでに製造中止になっていたため、部品が揃わず、便器ごとまとめて取り替えるという大掛かりなリフォームをすることになりました。

便器はまだきれいだし、電気系統に不備もなし。ただ、ウォシュレット部品の亀裂破損のみで、「まるごと取り替えないといけない」と言われたときは衝撃でした。

■トイレは精密機械?! 種類によっては10年ぐらいで取り替えに

わが家が使っていたのは、ウォシュレット一体型のタンクレストイレでした。トイレを階段下に作り、奥の空間はトイレ備品や掃除道具などを収める物入として使っています。トイレの奥に行き来がしやすいように家を建てるとき、あえてコンパクトで圧迫感のないタンクレストイレを選びました。

【トイレのリフォーム体験談】水漏れ!突然のリフォームのとき知っておきたい3つのこと

当時(11年前)では、かなりハイグレードのもの。コストはかかりましたが、デザインもスタイリッシュでおしゃれだったので、思い切って取り入れたのにまさか!こんなに早くリフォームをすることになるとは思いませんでした。

業者さんに聞いたところ、トイレには大きく分けて3種類あるそうです。

①組み合わせトイレ

便器と便座、扉 それぞれ別々で自分の好きなものを組み合わせるタイプのもので、故障してもそれぞれの部分だけ取り替えることが可能なため、値段も3つの中ではいちばん安上がりで、修理するときも比較的コストを抑えることができる。

②一体型トイレ 

一体型のトイレとは便器と便座、タンクまでが一体になって繋がっているタイプ。故障すると、まとめて交換が必要だったり、部品の供給も製造中止から〇年と会社によってルールがあるため、いつまでも部品が手に入るわけではなく、期限が過ぎると修理が不可能になり、便器ごとのリフォームが必要になり、修理のコストが高い。

③タンクレストイレ

こちらがわが家で使っていたタイプのもの。水を流すときに直接給水されるため、水をためるタンクがない。そのため、見た目もコンパクトでスタイリッシュ。こちらもウォシュレットと便器が一体になっているものがほとんどで、おなじく修理のコストも高く、製品の値段も3つの中でいちばん高い。

最新機能がついたものは精密機械のため寿命が短いことや、トイレの違いによる修理コストについて、当時もっと確認していれば、トイレ選びももう少し考えていたかもしれません(苦笑)。

■急なリフォームでも実物をショールームで確認する

今回のような急なリフォームは、十分に検討する時間もなく焦りました。水漏れは少量で、受け皿を置くことで床まで漏れることはなく、一時的に回避できたため、1週間以内でどのタイプのトイレに交換するかを決めることに。

時間がなくても、2社のショールームへ行き、実物を確認したことは良かったと思います。デザインや日ごろのお手入れ方法はもちろん、カタログではわからない部分まで確認できました。

今回は、タンクレストイレは選ばず、高さと奥行きを抑えたタンク付きウォシュレット一体型のトイレを選びました。

【トイレのリフォーム体験談】水漏れ!突然のリフォームのとき知っておきたい3つのこと

便座部分の部品交換が必要になったとき、「何年間部品の供給は可能か?」「修理する場合はどれだけのコストがかかるのか?」を確認しました。特に気になっていたアフターメンテナンスについては、実際に聞いてみないとわからないことも多かったです。

ショールームへ行く前に“何を優先にするのか?”を事前に確認していたので、限られた時間内で選ぶことができたと思います。

■コスト、見た目、メンテナンス、何を優先するか?

トイレのリフォームをする前に優先したいことをまず最初に書き出しました。

1.コスト 

想定外のリフォームのためなるべくコストは抑えたい

2.トイレの種類 

トイレ奥の物入を使うため、無理なく行き来ができるコンパクトなタイプ

3.長期間使える 

故障しても備品の供給が長いもの。

4.停電時は手動で流せる 

災害で停電になったとき、トイレが手動でも流せるもの。
(実際に台風による長期間の停電で不便だったという話を聞いたため)

5.掃除がしやすいこと 

便座やウォシュレット部分は尿石などが付きやすいので、便座はつなぎ目がないものが理想。

書き出したらさまざまな要望が出てきました(笑)。

【トイレのリフォーム体験談】水漏れ!突然のリフォームのとき知っておきたい3つのこと

前回のトイレ選びは、見た目やコストの部分しか意識していませんでしたが、アフターメンテナンスにおいてもしっかりと確認。

「何を優先するか?」をまず考えた上での“もの選び”をすることが、突然のリフォームでも慌てずに済みますね。特に、「最新機能をどこまで求めるのか?」は、だいたいの寿命を確認しておくこと。長く使うなら、できるだけ手動でも使えたり、お手入れできるタイプの方がいいと今回のリフォームで気づいたことでした。

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ライフオーガナイザー 原田ひろみ
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