不要になった家具は「捨てる」だけじゃない!! 材料として便利に活かす方法

おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。

使っていた家具が不要になったとき、どうしていますか?
「まだ使える」「もったいない」ととっておいたものが、いつの間にか部屋の中で「邪魔な存在」となってはいませんか? まだきれいなものや、思い入れのあるものを、粗大ごみに出すのはためらいますよね。

少し手を加えることで、別の場所で新たに活躍させることもできます。不要になった家具の利用法についてご紹介いたします。

不要になった家具は「捨てる」だけじゃない!!材料として便利に活かす方法

■新たに買わなくていい!!キャスター付き収納

今の家に引っ越ししてきたときに、FAX付きの電話を置くため購入したFAX台。電話をFAX機能のついていない小さなものに買い替え、置き場所を変えたことで不要になりました。充分長く使ったものですが、処分するとなると「何かに使えるのでは?」という思いにかられ、なかなか処分することができません。そこで、「材料として活かせないか?」と考えました。

ここで、ふと思いついたのが、引出しをそのまま利用する方法でした。
引出しを裏返してキャスターを取り付ければ、キャスター付きの収納の出来上がりです。シールで粘着するキャスターなら、面倒なねじ止めも必要ありません。

不要になった家具は「捨てる」だけじゃない!!材料として便利に活かす方法

カラーボックスで作った3歳三女のスペースに、オムツ入れとして使っています。ちょうど保育園のロッカーと同じように、上部にカバンや上着をかけられるようにしたため、スペースの空いた下部に背の低いボックスを購入しようかと迷っていたところでした。

たまたまですが、FAX台の引き出しがカラーボックスとピッタリのサイズだったので、新たに購入せずに済みました。

■欲しかった場所に、ピッタリサイズのコの字ラック

引き出しを抜いた後のFAX台から、家族の要望で作ったのが、コの字ラックでした。上には電子レンジを置き、下にたこ焼き器を置きました。

不要になった家具は「捨てる」だけじゃない!!材料として便利に活かす方法

もともとたこ焼き器はコンロ下の引出しに収納していましたが、出し入れが面倒で、登場回数が減っていました。コの字ラックのおかげで、出し入れしやすくなり、登場回数が増えそうです。

たまたまですが、こちらも電子レンジを置くのにFAX台の幅と奥行きがピッタリだったので、あとはたこ焼き器の高さに合わせFAX台の上部を切るだけでした。釘や電動ドリルを使わずに済みました(右隣のコの字ラックは、市販の板と足を組み合わせて作ったもの。こちらも簡単な作業で作ることができますが、サイズが限られます)。

不要になった家具は「捨てる」だけじゃない!!材料として便利に活かす方法

■気軽に使える 収納ケースのたわみ防止

残った部分は、すべて解体しましたが、まだまだ出番があります。クローゼット内に収納ケースを重ねて使っていますが、最近物が増えてきたため、収納ケースの上の部分も利用したい。ですが、収納ケースの上にそのままモノをのせてしまうと収納ケースがたわんでしまいます。

そこで、解体したFAX台の側面の板を収納ケースの上にのせました。板のおかげで、収納ケースのたわみを防ぎ、上のスペースを使うことができます。

不要になった家具は「捨てる」だけじゃない!!材料として便利に活かす方法

この他にも、横幅の広い本棚の間に板を挟み込むなど、たわみ防止に利用することができます。わざわざホームセンターに行って板を購入するとなると面倒ですが、不要になった家具なら気軽に使えます。

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全国16会場で開催した9回目の「オーガナイズウィーク チャリティイベント」は5月16日からスタートし、昨日、5月30日(ゴミ・ゼロ=オーガナイズの日)大盛況のうちに無事終了しました。お運びくださったみなさま、どうもありがとうございました。

イベントに参加して「令和元年を期に今年こそ片づける!!」と決心された方も、残念ながら参加できなかった方も……「捨てる」から始めない片づけの方法の1つとして、ぜひ不要な家具を新たな場所で役立てるリメイクも挑戦してみてくださいね。

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ライフオーガナイザー 佐藤美香
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