おはようございます。
ライフオーガナイザーの前田梨絵です。
一見どうやって使えばいいのか迷ってしまう、廊下やリビングのよくある物入れ。わが家にも幅90cm奥行き40cmとそれほど大きくもなく、右端の奥まった部分は扉を開けるだけでは使えないという物入れがあります。
一見、使いにくそうにも感じる物入れですが、わが家では便利に使えています。これをしまうのにぴったり!という、3つのものと活用法をご紹介します。
■使いやすい動線を活用。“リビングに入れたくないもの”をシャットアウト
わが家の物入れは、玄関を入ってすぐの場所にあるので、そこを通らずして部屋には入れません。その動線を活かして、郵便ポストに届いた不要なチラシや郵便物を入れられる「紙ゴミ入れ」を作りました。
無理なく続けられるコツは、物入れを“ちょっとだけ開けて”隙間からスッと入れられるようにすること。
このおかげで、散らかりがちな不要なチラシをリビングからシャットアウトできています。
■中身を隠せる扉を活用!“ストック品”の生活感をシャットアウト
トイレットペーパーなどの生活感あふれる日用品のストックや、生理用品などパッケージをあまり見せたくないものなどは、丸見えのオープン棚に置くにはちょっと気が引けますよね。けれども扉で目隠しができれば、生活感のあるものも気にせず並べることができます。
出し入れしやすいのはもちろんのこと、買い物に行く前に扉を開ければ一目瞭然なので、ストックをさっとチェックしてから出かけるようにすれば無駄に買ってしまうことも減らせます。
■可動棚を活用!“かさばるダンボール”もラクに収納
ダボレール(棚柱)と棚板を使った可動棚は、ものに合わせて棚の高さを自由に変えることができます。
可動棚についての記事はこちら:
・ここに何をしまう?収納するモノにあった「可動棚のカタチ」
・DIYが苦手でも大丈夫! いちばん楽&スムーズにできる棚板の増やし方
たとえば、ネットショッピングで頻繁に届くダンボール。資源ごみの日までの1カ月分のダンボールを保管しておくためには、それなりに大きな収納場所が必要ですよね。そこで、わが家では棚板を床から高めの75cmにして、大きめのダンボールでも折りたためば入れられる高さを確保しています。
ちなみに、資源ごみの日には、ダンボールや紙ゴミがその場でまとめられるように、荷造りひもやはさみなど必要なものをひとまとめにして、さらに使いやすい工夫をしています。
動線や扉を活用して、「これをしまうのにぴったり!」を探してみてください。
収納の使い勝手をアップさせる記事はこちら:
・玄関収納の使い勝手が劇的にアップ!ポイントは“一等地に何を置くか?”でした
・奥行のある収納スペースが使いづらい理由は●●のせいかも?
・奥行きがありすぎて使いにくい!! リビング収納を日常使いするためのポイントとは?
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ライフオーガナイザー 前田梨絵
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