ここに何をしまう?収納するモノにあった「可動棚のカタチ」


おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

新築やリフォームの際に役立つ、収納のプランニングのコツをお伝えする”カタチ”シリーズ、今回は“可動棚のカタチ”をテーマに考えてみました。

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可動棚というのは、文字どおり“動かすことのできる棚”のことです。入れるものの大きさに合わせて、細かく調整することができるのでとても便利ですね。その可動棚には大きく分けて、2つのタイプがあります。一つは、棚の横に棚受金物がつくサイドレールタイプ。もう一つは、棚の奥に棚受金物がつくブラケットタイプです。

ここに何をしまう?収納するモノにあった“可動棚のカタチ”
左:ブラケットタイプ 右:サイドレールタイプ

■コスパよし!使い勝手よし!のサイドレールタイプ

サイドレールタイプは、左右2列ずつ、4点に棚受金物をつけて棚を支えます。

ここに何をしまう?収納するモノにあった“可動棚のカタチ”

メリット

・金物代が安い
・棚の奥行きが自由
・サイドパネルのおかげで置いたものが落ちない

デメリット

・横にパネルや壁がないと取り付けられない

あとから「棚を増設したい!」と思ったときに、簡単にできるのがこのタイプ。棚受金物も安価で追加購入することができますし、棚板はホームセンターの棚板カットサービスなどを使えば、難しい作業はいりません。

■見た目よし!取り付け場所を選ばないブラケットタイプ

インテリア雑誌の“魅せる収納”によく登場するのが、このブラケットタイプです。棚の奥に棚受金物をつけるこのタイプは、下地さえ用意すれば、取り付ける場所を選ばないのがメリットです。

ここに何をしまう?収納するモノにあった“可動棚のカタチ”

メリット

・横のパネルや壁がなくても取り付け可
・すっきりとオシャレな印象

デメリット

・倒れやすいものは置けない
・金物代が高く増設しにくい
・奥行きが金物のサイズに制約される
・金物がでっぱるのでモノとあたるかも?

デメリットを見ていただくとわかるように、あとから棚を増設したいと思っても、自力では難しいことも……。もちろん、施工してもらった業者に頼めばすぐに増設できます。

■場面に応じて使い分けるのが吉

どちらのタイプを選ぶかは、棚に収納するモノも含めて、合ったものを選びたいですね。たとえば……

本棚など、倒れやすいものを置くときはサイドレールタイプ
オープン棚にお皿や鍋などを置くときはブラケットタイプ
奥行きが浅いときはサイドレールタイプ
L型に棚を交差させるときはブラケットタイプ

棚板の奥行きが60cmくらいになると、棚板自体が重くて、高さを変えるのがとても大変になってします。こんなときは、いっそのこと固定棚にするというのもありです。固定棚の方が金物がない分、見た目がスッキリ仕上がりますよ。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

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一級建築士/ライフオーガナイザー 和田さや子
ブログ:建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”