おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
わが家は、キッチンが出入り口から丸見えになる間取り。丸見えだから、片づけなくては!というプレッシャーと、いつも完璧にはできない挫折感で、ストレスを感じていました。そんなキッチンでも、ラクにすっきり見える、小さな3つの工夫をご紹介します。
目次
■丸見えだから全部しまい込む……は逆効果でした!
わが家の間取りはLDKに入ってすぐ左手がキッチン。廊下から入ると、一番にキッチンのシンクとカウンターが丸見えで目に飛び込んできます。
奥のダイニングテーブルにお客様をお通しすることもあるので、「いつもすっきり収納しておかなくては……」とすべてのものをしまい込んでいました。でも、片づけられないものがゴチャゴチャといつのまにか散らかり、私自身が帰宅したときにも、目に入るその光景にストレスを感じていました。
そもそも、家族も私もマメに片づけられるタイプではありません。「すっきり」だけを目指しても挫折するのは当然でした。そこで、「ラク」と「すっきり」の両方を叶える方法は?と考えて、小さな3つの工夫にたどりつきました。
■工夫①洗い物は家族に協力依頼。忘れない場所に「ラベリング」
5人家族のわが家。全部を私1人で片づけようとするのは大変です。そこで、マメではない家族でも協力できる方法は?と考えて取り入れたのが、「使った食器は軽くすすいで食洗機へ」とトレーにラベリングしておく方法。
使った食器類は各自すすいで食洗機へ入れるようにすればシンクに洗い物がたまることもありません。食器をのせるトレーにラベリングしておけば、食器を下げたときに嫌でも目に入るので、家族も忘れることがありません。
■工夫②ごちゃごちゃを隠す死角を作る!見つける!
死角を作る
丸見えのキッチンでもグッズを使って死角を作ることもできます。
すすいだあと、ついシンク周りに置きっぱなしでゴチャゴチャしがちだった空き缶や空き瓶。「無印良品」の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド・ホワイトグレー」をシンク横の小さなスペースに横向きに置き、ちょい置きコーナーに。
LDKに入ってきた角度からは隠れて見えないので、安心してちょい置きできます。
死角を見つける
シンクの手前は、入ってきた角度からは立派な死角に!その死角を活用して、吸盤にひっかけるタイプのキッチンスポンジを設置。
死角でありながらも、シンクに立ったときには、右利きの私の右手前の位置で、最短動線でさっと使えて便利です。
■工夫③出しておきたいものは色を抑えて半分目隠し
家族に各自で用意してほしいコップやカトラリー、毎日使うお茶類は思いきって出しっぱなし収納にしてみました。さすがに丸見えだとゴチャゴチャ感があるので、「出し入れがめんどうにならない程度に目隠しを」と取り入れたのがブラックのコの字ラック。
ダイニング側からコップを取るときも、軽いコの字ラックなので簡単にずらせます。
出し入れしやすくラクですが、色みを抑えているせいかゴチャゴチャ感も気になりません。
片づけは毎日のことなので、1人でがんばるのは大変ですよね。以前の私は「言わなくてもこれぐらいやって当たり前」という感覚を無意識に家族に押しつけていて、協力してくれないことにイライラしていました。
そのことに気づいてからは、協力してほしいことを具体的に伝えること、そしてその行動がしやすい方法を工夫するようになり、家族の協力が得やすくなりました。私にとっては当たり前のことでも家族にとっては当たり前のことではなかったのですね。
“丸見えのキッチン”に関する記事はこちらにも:
・解決! 丸見えキッチンの生活感は、「無印良品」の棚でゆるやかに仕切る
・リビングダイニングから丸見えなオープンキッチンをスッキリ見せるコツ
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 梅野優子
ブログ: 福岡 片付け|ママの時短を叶える心とお部屋の片づけサポート