おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。
この夏、洋服の整理にじっくりと向き合おうと思い、クローゼットの洋服を出して空っぽにしてから、毎日着た服のみクローゼットに戻していくことをやってみました。夏服を着るようになった6月初めから8月末までの3カ月間続けて気づいたこと、得たことを3つご紹介します。
目次
■着た服・好きな服だけのクローゼットをつくってみる
どのように進めたかというと、クローゼットに掛かっていた洋服を別のクローゼットに移動。着た服のみ洗濯後、クローゼットに戻します。引き出し内の洋服はそのまま残し、着た服のみハンガーバーにある吊り下げラックに置いていきました。クローゼットからすべて出した訳でなはなく、スカーフやストールなどの小物はそのまま。移動できる範囲で始めました。
なぜこんなことをしようかと思ったかというと……。
・ライフスタイルの変化、体形の変化で少しずつ選ぶ洋服が変わってきている。
・私が今、“着たい”と思う服を改めて確認したかったから。
・「着るつもり」でクローゼットに残していても結局着ない服が増えてきたから。
「空っぽにしたクローゼットに、今の私は何を選んでいくのか？」 時間をかけて洋服選びをしてみたくなったのです。実際にやってみて3つの気づきがありました。
■①洋服選びの基準は「好きな洋服をベースに着まわす」
実践してから2週間は次々とクローゼットに洋服が増えました。1カ月経った頃、クローゼットには洋服の数が27着に。
好きな服、着ていて着心地がよい服、仕事で必要な服が一通りそろった状態に。そこからは着心地の良いものをベースに着回すようになりました。ボトムを追加したり、同じコーディネートでバッグやシューズ、アクセサリーで変化をつけたりと、好きなアイテムは週に2回以上着ていました。そして以前よりもさまざまな色を着ていることも。自分の洋服選びの基準を再確認することができました。
とにかく今年の夏は暑かったので、選んだものはリネンなどの涼しい素材のものやゆったりとしたシルエットのものが多かったですね。手にとらなかったものは、デニム類。暑くてぴったりひっつくのが嫌で着る気にならなかったです。
■②1シーズンで35着。洋服の数は意外と少ない⁈
3カ月経ってクローゼットにある洋服を確認したら、全部で35着でした。
・トップス17
・タンクトップ4
・カーディガン2
・ジャケット1
・ボトム11
1シーズン35着は多いでしょうか？少ないでしょうか？ 私は「意外とそれだけしか着ていないんだ！」という感じでした。
過去に300着も洋服を持っていた経験のある私。今は持っている服もかなり減ったのですが、「１シーズン35着ほどで充分なんだ～」が正直な感想です。洋服の数を数えるって効果的ですね。わかっていたつもりでしたが、わかっていなかった（笑）。新たな発見でした。さらに、もう一つ気づきが！
着たい服・好きな服だけが詰まったクローゼットは、いつも以上に洋服選びが楽しく感じられたのです。だって、“迷う服”がまったくないんですから！ 選びやすいし、洋服選びがワクワクしましたよ。
■③“着るつもり”で着なかった洋服を振り返り、手放す決心を
シーズン前は“着るつもり”だったのに、結局選ぶことがなかった服もありました。着なかった服は、別のクローゼットに残った状態なので、どれを着ていなかったかも明確です。
「なぜ着なかったのかな？」と振り返ってみると……。
・外出に着るには普段着っぽいから気分がのらない
・長い間着ていたから新しい服が着たくなる。
・体形が変化してボトムがきつい、しんどい……（苦笑）。
こうやって着なかった理由を振り返ることで、「もう一軍として着ることはない」と納得。今までたくさん着たので、今回は手放すことにしました。
この夏着なかった服を振り返ったことで、自分の求めている変化に気づけましたよ。
シーズン前に洋服の整理はいつもしていましたが、今回のようにじっくり時間をかけてみるのは初めてのこと。自分の洋服選びの基準を再確認したり、自分が今、求めているものにも気づくことができました。新しいシーズンを迎える前に、振り返ったり、整理をしなければ、洋服は確実に増え続けます。だけど、振り返ることでモノの持ち方・買い方の意識も変わりますね。秋服も続けてやってみようと思っています。
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・“着ていないけど手放せない洋服”とうまく付き合う3つのコツ
・【洋服編】300着の洋服を整理してリバウンドしないクローゼットへ
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ライフオーガナイザー 原田ひろみ
ブログ：「洋服・暮らし・時間」大切なものを自分で選び取る整理術
