おはようございます。
ライフオーガナイザーで現役会社員でもある手塚千聡です。
日々使うものは、しまいこまずに出しっぱなしにできると楽ですよね。でも、なんでも出しっぱなしにすると、雑多な印象になってしまうことも。
今日はわが家で実践している、出しっぱなしでも“すっきりインテリア”がかなう、ちょっとしたコツをご紹介します。
■ “すっきりインテリア”のコツ~1:箱やカゴに入れる
わが家でいちばん登場頻度が多いのが、「雑多な印象を受けるものはひとまず箱やカゴに入れる」という方法。これはきっと実践されている方も多いはず! オープンシェルフの中にある雑多なものも、フタのないシンプルな箱やカゴにまとめることで、使い勝手は変わらないのに見た目がすっきりします。
処分を迷うもの、時間がなくて片づけられないものを、ひとまずシンプルな箱に入れておくと、いつでも片づいた印象になるのも大助かりです。ワークルームのオープンシェルフにある、私の“片づかないボックス”は、一見そうとは見えずに置かれています。
さらに入れ物の高さを中身に合わせて選ぶと、すっきり度アップ!と感じたのが、洗面所に置いている歯ブラシや歯磨き粉を入れる容器を変えた時でした。
わが家では歯ブラシや歯磨き粉、うがい用のコップは常時出しっぱなしです。普通のコップに立ててしまうと歯ブラシや歯磨き粉のカラフルなパッケージが少々目についていました。
当初は、中身の歯ブラシや歯磨き粉をパッケージがシンプルなものに変更しようといくつか試したものの、満足するものには出会えませんでした。それならいっそのことパッケージをなるべく隠してしまおうと、100円ショップの「キャンドゥ」で見つけた背の高いタンブラーに変更。それがいい具合だったというわけです。
ほんの数㎝の違いですが印象が違いませんか?
■ “すっきりインテリア”のコツ~2:死角を活かす
ライター東風平の自宅でも活用されていた、家の中の死角。記事はこちら:
>>>すべてを隠す必要ナシ!ものが見えていても、お部屋をすっきり見せるコツ
わが家でもリビングダイニングから死角になっている子どもたちのスペースに、ままごとキッチンを出しっぱなしにしています。
家族がホッと一息つくリビングダイニングからは、片づけ半ばのままごとキッチンが見えず、キッズスペースでは目につきやすく、すぐに遊べるよう出しっぱなしという位置。親子の利害が絶妙に一致していて気に入っています。
もうひとつ重宝している死角は、テレビの裏側。
ここには、テレビに直接フックをつけ、ほこり取りをかけ、後ろの壁に「無印良品」の「壁につけられる家具・棚・44㎝」を取りつけ、マッサージグッズや固定電話などを置いています。
■“すっきりインテリア”のコツ~3:色数を絞る
以前子どもたちのものを選ぶときに、カラフルなものや絵が描かれたかわいらしいものを好んで選ぶ時期がありました。ひとつひとつのものは変わらず好きなのですが、目立つ色がリビング学習のデスク上に増えていくと、少々目にうるさく感じるように。
今は少しずつではありますが、よく使うものほど自宅の床や壁、建具といったベースカラーのものを選び、色数をなるべく増やさないようにしています。
ただ「子どものスペースには色があるのもいい」と思う気持ちもあり、子どもたちと相談して、有孔ボードで使っている入れ物の色“ブルーグレー”をアクセントカラーにすることに。
その他の色のものは引き出しにしまったり、ブルーグレーの入れ物に入れることで、その色の印象を薄めるようにしました。
色を絞ることで、雑多な印象が随分減り、子どもたちも必要なものだけをすぐ取れるようにしたことで、親子共々満足しています。
よく使うものは、なるべく扉を開けたり、フタを開けたりしなくてもアクセスできるのが楽ちんです。せっかくの貴重な家時間、“楽ちん”と“すっきりインテリア”を両立させて、心からくつろげる空間にしたいですよね。
“すっきりインテリア”の参考に:
・子どもがいてもモノが多くても、おしゃれにすっきり見える3つのコツ
・リビングに子どものモノがどんどん増えていく…。すっきり落ち着く空間にするには?【教えて!ライフオーガナイザー(5)】
・ダイニング・キッチンをスッキリ見せつつ、お気に入りのものを飾るには?【教えて!ライフオーガナイザー(1)】
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~会社員ワーママの、ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~