おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
家づくりのリアルな“今”を記録している、【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てるシリーズ。今回は第7回です。
わが家が完成するのは、6月末ごろの予定です。となると、新居で新しく使う家電の購入は、入居の直前、6月に入ってからでいい……と考えがち。でも、家電はお得に買えるタイミングがあるんです。今回は、家電購入のタイミングについてお伝えします。
■家電をお得に購入できる、2つのタイミング
目当ての家電をお得に購入するには、その家電が安く買える時期を知っておく必要があります。一般的に家電が底値になるタイミングは2回あります。
1.家電量販店の決算時期
決算月はお店によって決まっているので、毎年セールが開催せれており、わかりやすいですね。3月末決算の会社が多いですが、あえてずらしている会社もあるので、事前にHPやチラシで確認しましょう。
2.家電モデルチェンジの時期
メーカーや家電の種類によって、モデルチェンジの時期は違います。メーカーのホームページでニュースリリースをチェックすると、新機種の発売予定がわかります。型落ちになったものは安くなるので狙い目。型落ちといっても、前年度のモデルであれば、性能が極端に劣ることはありません。
この2つの時期をリサーチしておき、引っ越しの時期と照らし合わせながら、家電購入のタイミングを決めていきます。
■購入予定の家電をリストアップ
まずは、わが家で新たに購入する家電をリストアップしてみました。
・冷蔵庫
購入を検討していた冷蔵庫が、3月にモデルチェンジすることがわかりました。そうすると、前年度のモデルが型落ちになります。しかも、モデルチェンジ後は希望していたカラーがなくなるということもわかり、在庫がなくなるまでに買わないといけません。
・エアコン
引っ越し前に使っていたエアコンがすでに9年物。取り外したら、次は確実に動く保証がないので、新しく買い直すことにしました。仮住まいにもエアコンがついていないので、仮住まいに一旦つけて、引っ越しの時には一緒に移動する計画です。いつも購入している家電量販店は、3月が決算セールなのでエアコンも底値。
そんなわけで、この2点は「3月中に買うとお得!」ということがわかりました。
さらに、お店で相談してわかったことですが、引っ越しが2〜3カ月先だとして、その間お店で預かってもらうことは珍しくないそうです。「買ったらすぐに引き取らないといけない」と思い込んでいたので、聞いてみて良かったです。
■家電量販店での値段交渉もスマートに
私が住んでいる地域柄(?)大型家電を買うときには、値段交渉が欠かせません。
今回は3月末決算セール中。家電量販店には、店員さん以外にも、メーカーからやってきた応援販売員さんがいる確率も高い。みなさん首からメーカー名がわかる名札を下げているので、目当てのメーカーの方を見つけて質問すると、細かい機能の差も教えてくれます。ただし、他社を悪く言う可能性もあるので、そこは要注意。
価格交渉には、3つのパターンがあります。
1.本体価格を値引き
2.ポイントを多めに付与
3.おまけをつけてくれる
理想は1つめの“本体価格が下がる”ことです。ですが、2つめのように“ポイントを多めにつける”ほうがお店としてはサービスしやすいようです。大型家電を買ってポイントをもらい、そのポイントで後日、他に購入予定の小型家電を買うのもいいですね。
3つめは、石鹸や洗剤といったお土産をいただくのが一般的ですが、今回はカタログギフト3900円分という珍しいおまけをつけてくれた家電量販店もありました。
入居のタイミングが家電がよく売れる時期だと、価格があまり下がらなかったり、工事が混んで希望の日程で来てもらえなかったりと、困ったことが起こる可能性もあります。早めに購入して、入居のタイミングに搬入してもらうと安心です。
大きな出費が重なる時期なので、なるべくお得に家電を買えると助かりますね。
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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”