【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てる ~子ども部屋と相性の良い引き戸


おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

家づくりのリアルな“今”を記録している、【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てるシリーズ、今回は第13回です。

【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てる ~子ども部屋と相性の良い引き戸

小4の娘と年長の息子の部屋は、間仕切りをせず一つの部屋として使っています。いずれ、本人たちが希望すれば、間仕切り工事ができるように、ドアは2カ所に設けました。

そのドアを引き戸にした理由について、今回はまとめてみたいと思います。

■ドアの種類によって、部屋の使い勝手は大きく変わる

一般的に部屋の入り口は、大きく分けて2種類、“引き戸”と“開き戸”があります。

【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てる ~子ども部屋と相性の良い引き戸

開き戸のメリット

・取りつける場所を選ばない

開き戸のデメリット

・動線や家具の邪魔になることがある
・開けっ放しにしにくい

引き戸のメリット

・開閉時に前後移動がなく、バリアフリーにむいている
・開けっ放しにしても邪魔にならない

引き戸のデメリット

・開き戸に比べると気密性がやや劣る
・引き込む壁が必要なので、どこにでも取りつけられない

どちらのドアを選ぶかで、動線計画に大きな影響があるので、よくよく検討して選びたいですね。

■子どもの部屋と“引き戸”は相性が良い

今回、子ども部屋と隣り合うセカンドリビングは、“引き戸”で繋げました。

【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てる ~子ども部屋と相性の良い引き戸

子ども部屋は1人当たり4.5畳と決して広くないのですが、ドアを開けっ放しにしても、家具や動線の邪魔になることもなく、部屋が有効に使えています。

遊ぶときも、夜寝るときも、この引き戸が閉まることはなく、常にオープンの状態です。今は、開いているほうが安心して部屋で過ごすことができるようです。

■エアコンが一台で済み、省エネにもつながる

高気密高断熱住宅にしたわが家は、寝室以外の空調すべてを、14畳用エアコン1台でまかなうことができるように設計しました。

【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てる ~子ども部屋と相性の良い引き戸

セカンドリビングに設置したエアコンは、開けっ放しの入り口を通って、子ども部屋に冷気を届けます。1階のLDKへは吹き抜けを通して、冷気を降ろしています。冷えが悪いと感じるときは、サーキュレーターで空気をかきまぜてあげると、遠くまで冷気を届けることができます。

【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てる ~子ども部屋と相性の良い引き戸

昼も夜も引き戸を開けっ放しにしているおかげで、個室それぞれにエアコンを取りつける必要もなく、省エネにもかなり貢献しています。いちばん暑かった8月の光熱費を見ても、前年比マイナス6000円。ガス衣類乾燥機にかかっている光熱費を差し引くと、9000円ほど安くなったことになります。

思春期になり、子どもがドアを閉めたいというようになったら、そのときには6畳用エアコンを追加して付けられるように、専用コンセントは用意してあります。

「エアコンをつけてほしい」という日がくるか、いつまでたってもドアが開いたままなのか、子どもの成長と変化が今から楽しみです。

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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”