おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
娘が友だちの影響で某通信教材に憧れて、「どうしても始めたい」と言い出したのが年長クラスのとき。本好きな娘には、国語でさまざまな文章に触れられる「Z会」のほうがあっているだろうと、選んだのがそもそもの始まりでした。
■親の出番が多かった「小学生コース」
小学校1年生で始めたのは「小学生コース」でした。紙の教材とドリル、添削プリントが送られてきます。スタディーコーナー横に置いた娘の学用品の棚に、「Z会」専用のファイルボックスを一つ用意。
ファイルボックスがいっぱいになったら、見直して古いものから手放していき、あふれ出ないようにしました。
平日は進みが悪いこともありましたが、週末にまとめて進めれば、月末には終われるボリューム。添削プリントを送ると、ポイントが貯まる仕組みになっており、これが意外にも子どもにとって、良いモチベーションになっていました。
■先に挫折したのは親のほうでした
「小学生コース」は、テキストやドリルは親が丸つけをする必要があります。
・せっかく問題を解いても、親が忙しくて丸つけできない
・親子ですっかり忘れて放置してしまう
・見直しをしないまま次の月に突入
そんな、悪循環のスパイラルにはまってしまいました。
さらに、時間がない毎日を追い込んだのが、理科と社会にあたる「けいけん」というドリル。身の回りのものを使って実験をしたり、季節に合わせた料理をしたりして、絵日記のようなレポートにまとめる課題が毎月ありました。
平日はとてもじゃないけど時間が取れない。土日も仕事があったり、用事があったりと、なかなか時間の確保ができない。このままでは、消化不良が積み重なっていくことが容易に想像できました。
■親の出番が激減!専用アプリで学習管理がすべてできます
「小学生コース」に限界を感じたので、娘と相談して、小学3年生からは「タブレットコース」に変更することにしました。「タブレットコース」はiPadに入れたアプリを使って、勉強を進めていくスタイルです。母のiPadを毎回貸すのは面倒なので、中古のiPadを一台、娘専用にしました。
「タブレットコース」になり、アナログで届く教材は、ほぼなくなりました。学習は専用アプリを使って進めます。何日になんの単元をするか、という割り振りを考えてくれる、カレンダー機能もついています。親専用のアプリもあり、進捗はいつでもチェックできるようになっています。
とにかく“丸つけ”や“実験の準備”をしなくても、学習が進んでいくのはとても快適です!
■新しい挑戦も、学習環境が整っているのでスムーズ
さらに、小学校4年生からは、「中学受験コース」に切り替えたので、またテキストが届くようになりました。
届いたらすぐに、子どもが保管するものと、親が保管するものに分けます。
学年があがり、学校の教科書やプリントが増え、学用品の棚に余裕がなくなってしまいました。そこで、「Z会」専用ファイルボックスはカウンターの片隅に。学習に使うiPadも常にカウンターの上に置いてあるので、すぐに出して学習に取りかかれるのが便利なようです。
勉強の内容は少し難しくなりましたが、時間をかけて整えてきた学習環境のおかげでスムーズに移行できました。タブレットで学習計画をつくったり、メッセージで先生とやりとりをしたり、マイペースに取り組んでいるようです。
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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 建築士×ライフオーガナイザー®と建てる“忙しくても片づく家”