生ごみの悪臭が消えた?! ヒミツは都会でも使える簡単おしゃれな「コンポスト」

おはようございます。
ライフオーガナイザーの三瓶ちゆきです。

毎年、夏になると悩まされる生ごみの臭い!でも、今年のわが家では気にならないんです。そのヒミツはバッグ型のおしゃれな「コンポスト」。今日は、その使い方と実際に3カ月間使って感じたメリット・デメリットをご紹介します。

■初心者でも始めやすい「都市型コンポスト」とは?

コンポストとは、生ごみなどを微生物の働きで分解させて堆肥にする処理方法のこと。コンポストというと、畑に置いてある大きな容器を想像しがちですが、私が使い始めた「LFCコンポスト」は、持ち運びやすいバッグ型。都会のベランダでも手軽に始められる大きさで、見た目もとってもおしゃれなんです。

生ごみの悪臭が消えた?! ヒミツは都会でも使える簡単おしゃれな「コンポスト」

使ってみて感じたメリットは、3つあります。

メリット1:生ごみの臭いが気にならなくなる!

このバッグに1日300g、3~4人家族で約2か月分の生ごみが入ります。貝殻など入れないほうが良いものもありますが、野菜くずや残飯、魚の内臓や骨、廃油、コーヒーかすなど、たいていの生ごみは投入可能です。特に臭いが気になる魚の内臓や生の鶏皮などを投入できるのは、助かりますね。

生ごみを捨てなくなったことで夏場でもごみ箱が臭わなくなり、とても快適になりました。コンポスト自体の臭いも、悪臭を抑える基材を使用しているそうなので、今のところそんなに気になりません(たまにカビ臭くなるときがありますが、よく混ぜると気にならなくなります)。

メリット2:ごみの量が減り、ごみ捨てがラクに

コンポストを始めてから、ごみの量が一気に減りました。水分を多く含む生ごみが入っていないと、ごみ袋も軽い!うっかり捨て忘れても臭わないので、ごみ捨ての負担がかなり軽減されましたよ。

メリット3:わからないことはいつでも相談できる

コンポストを使うのは初めてだったので、不安もありましたが、「LFCコンポスト」ならわからないことはいつでもLINEで気軽に相談できるんです。こまかい質問にも丁寧に対応してもらえるので、安心して始めることができました。

■使い方は簡単!1日1分の作業で生ごみの臭いが激減?!

コンポストの使い方はとっても簡単。基本的には生ごみを投入して、混ぜるだけです。

①バッグの中に専用の紙袋をセットし、その中にコンポスト基材を入れてよく混ぜる。
②生ごみを投入し、周りの基材をかぶせるようにかき混ぜる。

生ごみの悪臭が消えた?! ヒミツは都会でも使える簡単おしゃれな「コンポスト」

生ごみは一口大に切ってからコンポストに入れるといいそうなので、最初は細かく刻んで入れていました。ですが、刻むのも手間がかかるので、今はそのまま投入し、ゴム手袋をはめた手でちぎりながら混ぜています。ゴム手袋で混ぜたほうが紙袋を傷つけにくいですし、直接温度の変化が感じられ面白いですよ。

③袋の上部を折り返し、防虫ファスナーをしっかり閉める。

生ごみの悪臭が消えた?! ヒミツは都会でも使える簡単おしゃれな「コンポスト」

④2カ月ほど繰り返し生ごみを投入した後、3週間熟成させる。
⑤完成した堆肥は土と混ぜて畑やプランターに。

ちょうど3週間熟成させたものがこちら。卵の殻や魚の大きな骨は一部残っていますが、それ以外はほぼ分解されていました。

生ごみの悪臭が消えた?! ヒミツは都会でも使える簡単おしゃれな「コンポスト」

■コンポストを実際に3カ月使って感じたデメリット

私にとっては良いことづくめのコンポストですが、やはりデメリットもあります。

デメリット1:堆肥を使い切れなくなる可能性がある

わが家は畑で野菜を育てているので、堆肥をいくらでも消費できますが、ベランダのプランターだけでは、堆肥を使い切れなくなる可能性があります。使い切れない場合は、堆肥を回収している自治体もあるので、調べてみる。もしくは、生ごみの臭いが気になる夏場だけ利用するのもいいかもしれませんね。

生ごみの悪臭が消えた?! ヒミツは都会でも使える簡単おしゃれな「コンポスト」

デメリット2:カビや虫が苦手な人には向かない

生ごみを分解する過程でカビが生えたり、場合によっては虫がわくこともあるそうです(田舎に住むわが家でも、今のところ虫はわいていません)。カビや虫も分解のお手伝いをしてくれる味方なのですが、苦手な方は注意が必要です。

デメリット3:定期的に袋と基材の購入費用がかかる

LFCコンポストは約2カ月で袋がいっぱいになってしまうので、定期的に専用の袋と基材を購入する必要があります。費用がかかるので、その点は気になるところかもしれませんね。

生ごみの悪臭が消えた?! ヒミツは都会でも使える簡単おしゃれな「コンポスト」

このようにデメリットもありますが、コンポストを始めてからは、毎日野菜くずや残飯を投入するのが楽しみで仕方ありません。まるでペットのお世話をしているような感覚?です(笑)。熱くなって湯気が出ていたり、分解されていく過程を観察するのはとても面白いので、夏休みの自由研究にお子さんと一緒にチャレンジしてみるのもおすすめです。

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ライフオーガナイザー 三瓶 ちゆき
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