おはようございます。
ライフオーガナイザーの三瓶 ちゆきです。
狭小賃貸に住む転勤族のわが家。調理器具も最小限で済ませていると思われがちですが、意外とそうでもないんです。今日は狭くても多くの鍋を所有する理由と、転勤族ならではの収納の工夫をお伝えします。
■中には専用やプロ仕様の鍋も。あえて持ち続ける理由
今まで鍋やフライパンの数をあまり気にしたことがなかったのですが、改めて数えてみたところ、鍋11個にフライパン3個の計14個！狭小住宅に住んでいる割には多いかもしれません。
実は、夫が選んだアイテムも多く、中にはプロ用のてんぷら鍋や大きなすき焼き鍋など、普段あまり使わないものも含まれているのですが、どれも夫の料理のモチベーションを上げるためには欠かせないもの。週末は夫が子どもたちと料理を楽しむことも多いので、あえて数を減らさず持ち続けています。
以前はテフロン加工のフライパンや鍋を、数年に一度セットで買い替えていましたが、だんだん買い替えが面倒になり、今では長く使えるものしか選ばなくなりました。買い替えをしない分、お手入れをしながら大切に使っています。
■収納場所は、使用頻度と使いやすさを考慮して分ける
狭いキッチンに、これだけの鍋やフライパンをどう収納しているのか？ 収納場所別にご紹介したいと思います。
①シンク下
私はフライパンを使うとき、サッと水で流してから使うので、いつもシンク下に置いています。ここには、玉子焼き器、バット、フライパン用のふたも一緒に収納。鉄の厚板フライパンは重いので、棚の耐荷重も考慮し、下段を定位置にしています。
②調理台下
調理台下には鍋以外にも蒸籠、耐熱ガラスの容器、調味料や油を収納。耐熱ガラスの容器と、ステンレスの片手鍋2つは使用頻度がそれほど高くないので、収納グッズも使わず下段の奥にそのまま重ねて置いています。手前に鍋や油を置いていますが、手前の鍋は出番が多く、この場所にはあまり置いていないので、邪魔に感じることもほとんどありません。
③コンロ下
わが家では、毎日「ル・クルーゼ ココットロンド22㎝」か「ストウブ ピコ・ココット ラウンド 24cm」でごはんを炊いているので、どちらか1つはコンロ上に出しっぱなし。そんなわけで、実は収納場所も鍋1つ分しか用意していないんです（笑）。コンロ下収納の最下段に「ル・クルーゼ」または「ストウブ」と重たい土鍋を収納しています。
④スチールラック
大きな中華鍋と普段ほとんど使わないてんぷら鍋・すき焼き鍋の収納場所はコンロ背面にあるスチールラック。中華鍋は湿気でサビてしまうこともあるので、通気性の良いスチールラック上を定位置にしています。中華鍋は使用後に熱して水分を飛ばすのですが、スチールラックなら多少温かくても気にせず置けるので便利です。
■引っ越しても使える！転勤族におすすめの収納グッズ
引っ越しをすると、収納用品が合わなくなることも多く、転勤族にとっては悩みの種でもあります。そんなときに便利なのが、伸縮するタイプの収納グッズ。中でも、わが家でずっと愛用しているのが、IKEAの「ヴァリエラ 鍋ぶたオーガナイザー」です。
本来は鍋ぶた用ですが、わが家ではフライパン収納として使っています。ときにはお皿を収納したり、鍋を収納したり、形を変えながら10年近く使い続けているお気に入りです。
また、シンク下とコンロ下収納では伸縮式のラックが大活躍！わが家ではアイリスオーヤマの「シンク下伸縮棚」を愛用しています。収納場所に合わせて幅が調整でき、組み立ても簡単なので、引っ越し後もすぐに使えて便利でした。引き出し式の収納には使えませんが、洗面所収納などで使えることも多いので、無駄になりません。
収納グッズも収納場所に合わせて調整できるものを選んでおけば、急な転勤でも安心ですね。
鍋の収納に関する記事はこちらにも：
・ズボラさんでもOK！開き戸タイプのシンク下収納を使いやすくする3つのアイデア
・おすすめの収納方法がいいとは限らない！鍋の収納の意外な“正解”とは？
・片づけのプロ10人に聞く！ 「鍋と蓋の収納法」いくつ持ってる？どう収めてる？（前編）
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ライフオーガナイザー 三瓶 ちゆき
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