おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
マンション住まいのわが家のリビングダイニングは、10.5畳とコンパクトです。普段は隣接する5畳の洋室と合わせて、約15畳のスペースとして使っています。ここは食事やくつろぎの場であり、子どもたちの学習と遊ぶスペースも兼ねています。
リビングに学習スペースをつくって3年目、子どもたちの成長とともに使い勝手が変わり、見直しを進めています。今日はそんなプロセスと成功・失敗ポイントをご紹介します。
■“遊ぶ”優先時代のリビング学習スペース
子どもが小さな頃は、床いっぱいにおもちゃを広げて遊びますよね。わが家もリビングに組み込んだ洋室は、そんなスペースとして極力空けていました。
一方、書きものも大好きな子どもたち。ダイニングを占領され、食事のたびに「片づけて」と言うのが面倒で、息子が年長の頃に学習スペースをつくりました。
イスの向きを変えればすぐにごはんが食べられるし、親も小言を言わずに済み、一挙両得でした。
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■“学ぶ”拡大策その1:別室に学習スペースをつくる
「リビング学習の場所はこれでバッチリ」と満足でしたが、息子が小2、娘が年長になり手狭に感じるようになりました。机に向かう時間が長くなり、ものも増え、ダイニングに雑多なものが侵食するように。
そこで書斎を子ども部屋に変える際、机も置いて学習スペースを増やすことにしました。
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息子が子ども部屋で勉強することも増え、これで解決かと思いきや、季節が変わると様子が一変。子ども部屋が北側で寒いせいか、寄りつかなくなってしまいました。
個室の学習スペースは悪くないけれど、わが家の場合、リビング学習スペースの改良が先決のようでした。
■“学ぶ”拡大策その2:リビング内で“遊ぶ”とのバランスを変える
「リビングの洋室側は床を空けなくては!」と何年も思っていましたが、改めて子どもたちを見ていると、以前ほど床いっぱいにおもちゃを広げて遊ばなくなっていることに気がつきました。
そこで机だけを洋室側に動かしてみることに。いろいろ動かして、案外よかったのが、部屋の真ん中に机を置くことでした。まわりにスペースがあるからか、机の大きさは変わらないのに広々と使えるようでした。
リビングダイニングのスペースの使い方は大きく変わりました。たとえ狭くでも、リビング学習スペースはワンパターンではありません。“遊ぶ”と“学ぶ”のバランスに合わせて変化させると、限られた空間をうまく使えると実感しています。
【変更前】
【変更後】
後編では、さらにレイアウトを変えて一旦完成したリビング学習スペースと、そこに至った理由や効果についてご紹介します。
後編はこちら
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私がリビング学習スペースづくりで参考にした記事は:
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
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