おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
何を収納したかをわかりやすくするためのラベル。ラベルライターで作ったものは、文字が整っていて美しいのですが、私は、手書きの文字で書かれたラベルのほうが目に入りやすいタイプです。
手書きラベルを作る上で愛用しているのが、こちらの3つのアイテム。タックシール・マスキングテープ・全面強粘着ふせんです。
使い勝手が異なる3つ。それぞれに向いている使い分け方についてご紹介します。
■基本のラベルはささっと作れる「タックシール」で!
ラベルを作るときには、基本的には「タックシール」の“きれいにはがせるタイプ”を使っています。いろいろなメーカーから発売されていますが、購入しやすい「DAISO」や「セリア」のものを使っています。
シールの大きさはいくつかありますが、大きなサイズなら、文字とイラストの両方を書くことができます。子どもが小さい頃は、おもちゃ収納や洋服の引出しのラベルはイラスト入りが定番でした。
この、“きれいにはがせる”タイプのタックシール、凸凹面や布面では貼っても剥がれてしまいます。わが家で使っている収納ボックス「IKEA」SKUBBの素材もそのひとつ。そこで、“しっかり貼れるタイプ”のタックシールを使っています。
このボックス以外でも、剥がれやすい素材の場合は、“しっかり貼れるタイプ”を目立たない場所に貼ってみて、剥がれ具合を試しながら使い分けています。
先日、4年以上貼りっぱなしだった“きれいにはがせる”タイプのラベルを剥がしたところ、粘着が残ってしまいました。
シール剥がし剤で落とせましたが、長期間貼りっぱなしにする際には注意が必要ですね。
■パッと見てわかりやすく!色分けは「マスキングテープ」
基本的には「タックシール」で十分なラベルですが、色分けしたほうがわかりやすい場合も。そんなときに使うのが、マスキングテープです。
書類など、同じファイルがいくつも並ぶときには、ラベルの色でグループ分けされていると、お目当てのものが探しやすい!
逆に、2冊セットなど、数の少ないファイルを一緒に使うときは、あえて色の違うマステでラベルを作っておくと、どちらのファイルかが一目でわかって便利なのです。
色を見ればわかる、という点では、子どものものをマステで色分けすることも多いです。
同じアイテムも、マステで色分けしておけば一目瞭然。名前を見なくても自分のものとわかります。
水筒にもマステで記名しています。この場合は、色分けというよりは、名前を目立たせるためですね。体育のときなど、お友だちの水筒と並べて置くときに、間違えにくくする一工夫です。
毎日洗っても1カ月以上もつので、頻繁に貼る手間もありません。外出するときなど、名前を出したくないときにはサッと剥がせますし、大人の水筒を貸すときなど、その日だけ記名したいときも、マステが便利です。
ライターの東風平は、洋服の名前つけにマステを使っているそうですよ!
>>>【入園・入学準備】低コストなのに耐久性はバツグン!「マスキングテープ」を使った洋服の名前つけ
■一時的なラベルにはサッと剥がせる「全面粘着付箋」を!
収納を見直したときには、お試し期間として数カ月間、使い勝手を確認しています。その際に仮のラベルとして使っているのが「3M」全面強粘着ふせんです。
タックシールやマステと違い、付箋の端はのりがついていないので、剥がしやすく、仮のラベルにピッタリなんです。
こちらの付箋、大掃除でも重宝しています。
掃除内容を細かく付箋に書き出し、掃除をする場所の近く(壁や扉)に貼っておきます。何をするかが共有しやすく、掃除が終わったところから付箋を外していけば、掃除の進み具合も家族でシェアしやすいんですよ。
>>>大掃除は夫・子どもたちも即戦力に! ペタペタ付箋と小さなご褒美で楽しく終わらせる
自分が使いやすい・わかりやすいと感じるラベルが、家族も同じとは限りませんよね。私は手書き派ですが、家族が使う場所は家族がわかりやすいラベルがベスト。とはいえ、小学生の子どもたちからは、「お母さんの字で書いて~」と言われることも多いので、しばらくは手書きラベルのままでよさそうです。
ラベル作りに参考になる記事はこちら:
・貼りつけることができない収納用品へのラベリングには、100均の「荷札」が便利
・何気なく口から出た言葉で書く「つぶやきラベル」で、あなたに合った収納を
・使い勝手やコスパを徹底比較! 無印良品・セリア ・ワッツのミシン目入りマスキングテープ
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある