おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
毎日の家事の中でも、キッチンでの脂汚れや焦げつきを取り除く作業が、面倒でキライです。だからといって、放置しておくとますます大変になる。そのため、できるだけ手間を省き、「これぐらいなら、やってもいいかな」と思えるように、工夫をしています。
私が実践している3つの工夫について、ご紹介いたします。
■便利な道具に頼る 製菓用スクレーパーで簡単汚れ落とし
鍋にこびりついたドロドロ汚れ、洗うときにスポンジを使うと、スポンジにまでいろいろ入り込んで汚れてしまいます。鍋を洗う以上に、いろいろ入り込んだスポンジを洗うのがキライです。
そこで、鍋にこびりついたドロドロ汚れには、プラスチック製の製菓用スクレーパーを使っています。
本来は、泡立てたクリームやホットケーキなどのゆるい生地を、ボウルから残さずきれいにすくい取るために使うものですが、これがとっても使いやすいのです。鍋のカーブにそってドロドロ汚れをこそぎとってくれます。また、直線部分は広い面の汚れ落としに使いやすいです。
プラスチック製なので、傷をつけにくく、シリコン製よりも力が入れやすいです。
■思わずやりたくなる面白さをプラス 水溶き片栗粉で汚れを一掃
魚焼きグリルで手羽先などのお肉をよく焼きますが、使い終わったあとの受け皿は、脂でギトギトになります。この受け皿を洗うのがキライです。手についた脂がなかなか落ちないのもイヤ。
そこで、使う前にひと工夫。200mlの水に大さじ2杯の片栗粉を混ぜて、受け皿に流しておきます。
使い終わったあとは、水溶き片栗粉の水分が抜け、きれいに剥がれます。この剥がす作業が楽しいのです。おかげで、事前のひと手間が苦になりません。
■調理の熱を利用 コンロの焦げ落とし
わが家のコンロはIH。五徳を洗う手間がなくてラクと思っていましたが、よく焦げがつきます。
放置しておくと、落とすのが大変になるのはわかっていますが、毎回ゴシゴシするのも面倒です。そこで、焦げがついてきたなと思ったら、クリームクレンザーをたらします。
あとは、いつもどおりフライパンをのせ、加熱して調理。
調理後、IHコンロが熱いうちに、調理に使った後のフライ返しや菜箸(洗いものを増やしたくないので)を使い、濡らしたハギレでIHコンロをこすります。
ハギレについては、こちらの記事でご紹介しています。
>>>“捨てられない”衣類やハギレは、簡単リメイク・家事ラクアイテムとして活用しよう
そんなに力をいれなくても、これだけで9割程度の焦げは落ちます。フライパンもクレンザーをついた部分は、軽くこすっただけできれいに汚れが落ちます。
これは、以前友人がIHプレートの汚れ落としにやっていた方法。「なんてラクなの!」と自宅のIHコンロで試して以来、この方法で早めに焦げを落とすようになりました(コンロや洗剤の素材にもよるかと思いますので、ご注意ください)。
好きでないことほど、早めに対処できるといいですね。気分が軽くなります。
シンク洗いや食器洗いをラクにする方法はこちらでご紹介しています:
・掃除が面倒な3つの場所を“ついで掃除”で済ませる方法
・ 家族にお願いしやすい! 子どもと家事を分担するときの3つのきっかけづくり
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ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ:愛家