おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
造りつけの収納がないわが家のリビングダイニングは、テレビまわり、寝室横、ダイニングテーブル横、の3カ所に収納家具を置いています。家族みんなが集まるリビングは、モノもたくさん集まりがちで、家族に「あれ、どこ?」といつも聞かれ、イラッとすることもありました(汗)。
そんなわが家の「あれ、どこ?」と聞かれないために意識している3つの工夫をご紹介します。
目次
■よく使うものだけ!リビングでなくていいものは別の場所へ
家族に「あれ、どこ?」と聞かれてイラッとするのは、実は“モノが多すぎて、私自身がモノを把握できていない”ということも原因のひとつでした。
そこで、めったに使わない取扱説明書や保険証書、工具など、なんとなくリビングに収納していたものは、2階の階段を上がったすぐの部屋に場所を作り、そこへ収納することにしました。
ふだんよく使うものだけをリビングに収納することにしたので、わたし自身がモノの把握ができるようになり、“家族の使いやすさ”まで考える余裕ができました。
■家族からよく聞かれるものは動線に合わせて収納
使う場所の近くにモノが収納されていないことも、家族に「あれ、どこ?」と聞かれる原因でした。基本的なことのようですが、“ちょうどいいスペースがあったから”と、動線を考えずになんとなく収納しているモノが意外と多いことに気づきました。
そこで、よく聞かれる以下のものは、使う場所の近くや、手に取るタイミングに合う場所に収納することを意識しています。
【爪切り、体温計】
体温計は朝食後、爪切りも食事の後に手に取ることが多いので、ダイニングテーブル上の常用薬を入れているカゴとお揃いで隣に。
ダイニング側のエアコンのリモコンも一緒に入れています。
【常備薬、マスク、文具】
マスクは朝食後の出かける前に手に取ることが多く、常備薬や文具もダイニングテーブルで使うことが多いので、ダイニングテーブル横のスタッキングシェルフに。
【夫のもの】
ダイニングテーブルの夫の席のすぐそばのスタッキングシェルフに。
【リモコン】
テレビ用、リビング側のエアコン用は、使う場所の近くのテレビまわりの収納に。
■中身が見えないものは目立つようにラベリング
自分にとっては当たり前の場所でも、家族にとっては意外とわからないことも多いものです。これも基本的なことですが、家族がいちいちわたしに聞かなくてもいいように、ラベリングをしました。
文字情報が入りにくい(ラベリングしていても文字を読もうとしない)タイプの家族もいるので、ラベリングはイラストと文字の両方が入ったものにしてみました。おかげで、「あれ、どこ?」と聞かれることがほとんどなくなりました。
リビングで使うモノは、使う「人」も「カテゴリー」も多いので、収納に頭を悩ませがちですが、意外と基本的な3つのことが、家族に「あれ、どこ?」と言われないために、効果的だなあと実感しています。
“家族とリビングの片づけ”に関する記事はこちら:
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ライフオーガナイザー 梅野優子
HP:片づけサポート【すっきり工房】 カフェ【ume-cafe】