おはようございます。
賃貸2LDK集合住宅に住む共働きライフオーガナイザー金田友美です。
今春、空き家となった実家の築40年超えのマンションに引っ越すことになりました。結婚のため独立して以来、20年ぶりに暮らすことになったマンション。かなり年季が入っているので、キッチンを中心とした水まわりはリフォームすることに。
長年賃貸住まいゆえ、リフォームは初めての経験で知らないことばかり。そこで、リフォーム初心者の視点から体験レポートをお届けします。
■ 慣れない土地での業者探しはマッチングアプリが便利
リフォームをするにあたって最初にすることは、引き受けてくれるリフォーム業者を探すことです。新築ではないため不動産会社を通しての紹介もなく、名の知られている大手は家全体のフルリノベーションしか受注していないところが多い。そのため、自力で業者さんを見つけなくてはなりません。
いきなりの壁にぶち当たりましたが、知人に紹介してもらった「ゼヒトモZehitomo」というマッチングアプリで、地元の業者さん数社とコンタクトを取ることができました。
何度かメールでやり取りし、その後、実際にお会いして粗見積もりを提示していただき、相性の良い業者さんにお願いすることになりました。現代って本当に便利ですね。
■ 画像やメモ、スケッチを集めて自分の理想を明確に
業者さんが決まったら、次は打ち合わせの準備です。予算のことはいったん度外視し、「どんなキッチンにしたいか?」のイメージを膨らませて、思いっきり理想を描くいちばん楽しい時間です。
ただ、頭の中でどんなに素敵なキッチンが描けても、家族や業者さんに具体的に伝えられないと、理想のキッチンは永遠に夢のままです。私は、絵ではとても伝わらない画力なので、画像や箇条書きで具体的にすることにしました。
・憧れの全面オープンのカウンターキッチンにしたい
・白くてシンプルなシステムキッチン
・掃除しやすいIHコンロにしたい
・吊り戸棚は活用できないのでつけない
インテリア雑誌やアプリをスクショしたり、カタログを取り寄せたり、実際のショールームなどを見学して、思考の整理をし、理想を具体的に膨らませました。
■予算や構造を考慮して、理想を「実現可能なプラン」へ
夢いっぱいの理想を持って、いよいよ業者さんと打ち合わせ。予算の現実を突きつけられる瞬間です。具体的に話が進むと、できること、できないことが、予算のほかにも構造の問題でいろいろ出てきました。
わが家の場合は、
・間仕切り壁の撤去はOK。独立キッチン→カウンターキッチンの変更可能
・マンションの構造上、コンロ→IHへの変更は不可
・予算の都合上、全面オープンなキッチン設置は不可(コンロの前に壁が必要)
などでした。
あまりに理想を高らかに語ったので、渋い反応をされるかと思ったのですが、そこはプロの業者さん。つい忘れがちなコンセントやサブ照明のアドバイス、予算削減のために、独立型のシステムキッチンではなく、壁つきキッチンのカウンター仕様の提案など、希望を叶えてくれるべく根気よく打ち合わせをしてくださいました。
いよいよリフォームの開始。後編へと続きます。
後編はこちら
>>> 築40年超えマンションのキッチン・リノベーション体験記(後編)
リフォームについてはこちらも参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた