入学前にどこまで準備する?学用品収納は入学前・後・夏休み前の3段階で整えていけば事足りる!

おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。

子どもたちが小6、小3、小1と全員小学生になり、この6年を振り返ってみると、ランドセルや学用品を収納する場所に最低限必要なものは、ほぼ同じという印象です。

入学前にどこまで準備する?学用品収納は入学前・後・夏休み前の3段階で整えていけば事足りる!

子どもたちと試行錯誤しながら、最終的に必要だと思ったものは、全部で8つ。それぞれ、入学前・入学後・夏休み前の段階で何を準備したらよいか?まとめてみました。

■入学前はこれだけでOK!基本の5点セット

4人に共通して入学前に場所を決めておくとよかったのはこちらの5つ。
①教科書入れ(ファイルボックス1つで十分)
②ハンカチ・ティッシュ(園からの延長で十分)
③給食セット
④プリントの一時保管ボックス
⑤手さげバッグ・上着置き場

週末に持ち帰ってくる体操服・上靴は、洗ったら手さげバッグに入れてしまうので、パンパンな手さげバッグが置けるだけの広さをとっています。

入学前にどこまで準備する?学用品収納は入学前・後・夏休み前の3段階で整えていけば事足りる!

プリントの一時保管ボックスは、4人に共通して、1年生の間は必須でした。

入学当初は、持ち帰るプリント類のどれを残すのかがわかりません……。ボックスがあったことで、「とりあえず入れておけば大丈夫」と安心感がありました。元ライターの前田もプリントの一時置きが活躍したそうです。
>>>【小学校入学準備】ランドセルや教科書の置き場所の次に作っておきたい“おわったプリント入れ”

入学前に必要だったものではありませんが、現在はタブレットの充電も必要ですよね。子どもたちは、毎日、タブレットを持ち帰って充電するので、ランドセルに入れたまま充電できるように、電源をランドセル置き場の近くにセットしています。
>>>タブレットの”充電忘れ”をどう防ぐ? 子ども自身で毎日管理できるようになったセット化収納

■確認する親も楽ちん!入学後には支度ボードを

小学生になると、帰宅後や登校前に子どもが準備することが増えたので、やることを書き出した「支度ボード」を使っていました。子どもたちが自分で準備をする手助けになるツールですが、一緒に確認をする私にとっても、毎回、やることを思い出さなくてもいいので楽なんです。

これは、子どもによって使いやすいものが分かれました。
長男は、ゲーム感覚を取り入れると楽しんでできるタイプ。終わったことをひとつずつクルリンとひっくり返す支度ボードを3年生まで使っていました。
>>>忘れ物防止に効果あり! ゲーム感覚を取り入れた「くるりん支度ボード」の作り方(前編)

忘れ物防止に効果あり! ゲーム感覚を取り入れた「くるりん支度ボード」の作り方

札は表裏で色を変えていたので、何を準備したのかが遠目からでも一目瞭然。当時は、下の子が小さくて、一緒に確認できる時間も短かったので、ひと目でお互いが把握できるようにしていました。

長男に引きつづき、長女も同じものを使ってみました。ところが、しばらく経つと、「ひとつずつひっくり返すのは面倒……」と言うように。

そこで、帰宅後・登校前にやることを一覧にした表に作り替えました。当たり前に覚えていることは書かず、忘れそうな項目に絞ったほうがわかりやすかったようです。

 

入学前にどこまで準備する?学用品収納は入学前・後・夏休み前の3段階で整えていけば事足りる!

 

現在1年生の双子の息子たちは、入学後に仮で作った手書きのものが見慣れているからと、そのまま1年間使ってくれています。

入学前にどこまで準備する?学用品収納は入学前・後・夏休み前の3段階で整えていけば事足りる!

上の2人とは違い、やることをすべて書き出しています。帰宅後・登校前をそれぞれ裏表に。とにかく、この紙を見ながら順番に沿って確認していくのがわかりやすいそうです。

入学前にどこまで準備する?学用品収納は入学前・後・夏休み前の3段階で整えていけば事足りる!

確認する前に、必要な面をクルリンとめくっています。

■うっかり対策に!夏休みを目安に2つのボックスを

忘れん坊でうっかりな私にとって、「夏休み用ボックス」と「今じゃない教科書ボックス」の2つは、なくてはならないもの。

1つめの「夏休みボックス」は言葉のとおり、夏休みに持ち帰ってきたものをひとまとめに保管しておけるボックスのことです。「IKEA」SKUBBを使っています。

入学前にどこまで準備する?学用品収納は入学前・後・夏休み前の3段階で整えていけば事足りる!

ボックスは折りたたみができるタイプなので、長期休暇以外は、折りたたんでクローゼットの隙間に収納しています。

持ち帰ったもの以外にも、新しい雑巾、夏休み中は使わない体操服や上靴など、新学期に持っていくものはすべてボックスに。夏休みの間は、このボックスからは出しません。忘れ物や失くしものを防げる上に、新学期にはボックスから出して学校に持っていくだけ。準備も楽なのです。

2つめの「今じゃない教科書ボックス」は、使い終わった教科書・ノート、年度の途中でもらう、教科書(下)を置く場所です。

入学前にどこまで準備する?学用品収納は入学前・後・夏休み前の3段階で整えていけば事足りる!

双子の息子たちは、使っているものと使っていないものを一緒に置いていると、うっかり間違えて持っていくことがあったんです。物理的に別の場所に置いてしまえば、間違う心配もなくなります。

上の2人は、ふだん使う教科書と一緒に収納していましたが、間違えて持っていくことはありませんでした。うっかりすることに合わせて、収納を微調整していくことが、日々の準備を楽にしてくれると実感します。

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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある

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