おはようございます。
ライフオーガナイザーの木村道子です。
先日、キッチンのガスコンロのランプが点滅したのですが、原因を調べるために取扱説明書を取り出すことが、億劫だと感じていることに気づきました。それは、取説を収納しているファイルボックスが、パンパンになっていると知っていたから……。
エラーコードが出たときや、丁寧に掃除をしたいときぐらいしか見ないのですが、「必要なときにすぐ取り出せないのでは意味がない!」と、取説の収納を見直すことにしました。
■ファイルボックス×クリアファイルの収納が機能しなくなった理由
実は5年ほど前に、楽に管理できるようにと収納方法を見直していました。それは、ざっくりしたカテゴリー別にした取説を、クリアファイルに入れ、「無印良品」のポリプロピレン スタンドファイルボックス ワイドに収納するという方法でした。収納している場所は、キッチン横にある棚の中です。
「取説はここ!」というルールはとても簡単で、うまくいっているようでしたが、数年経つと新しい家電類の取説が、どんどん増えていました。だけど、改めて見直すと、処分した家電や、見ることもないような取説もたくさん保管していることがわかりました。
取り出しやすさを考えて、収納場所にはゆとりがあるほうが良いと思っていましたが、それが逆効果に。溜まる一方で、機能しない場所となってしまっていたのです。
■迷わず処分できたのは、スマホアプリ「トリセツ」のおかげ
今は、インターネットで簡単に取説を検索することもできるため、本当に必要だと思うもの以外は手放すことにしました。
そうはいっても、必要なときに毎回、検索するのは手間がかかります。何か良い方法がないかと考えていたのですが、片づけ収納ドットコムで以前紹介されていた、スマホアプリの「トリセツ」を使ってみることにしました。
>>>簡単!無料!取扱説明書の管理は「トリセツ」で決まり
品番がわかれば、取説を簡単に検索し、保存することができます。使い方はとても簡単で、初めてでも、あっという間に登録することができました。このアプリのおかげで、家電系の取説は迷いなく処分することができました。
処分した取説は、夫と共有しておきたいと思っていたのですが、こちらも過去記事のおかげで簡単に設定できることがわかりました。
>>>【スマホアプリ試してみました】片づけで悩ましい取説は「紙で管理」から「アプリで管理」へ
購入日や保証期限なども登録しておけるので、これから家電を新しく購入したときに活用したいと思います。
■1冊のファイルに入るだけ。残したい取説を厳選!
紙のままで残しておきたいと思った取説は、設備系や非常時に必要になるかも知れないと感じたもの。2割ほどまで数を減らすことができました。
残したい取説が入る収納ファイルを購入することにしました。取り出しやすさとシンプルな色で探して見つけたものは、「キングジム」スキットマン 取扱説明書ファイルのホワイトグレーです。
A4サイズのポケット数は12枚ですが、それぞれにCD-Rなどを保管するポケットもついているため、小さな取説であれば、そこに収納することもできます。無事、1冊のファイルにすべての取説を収めることができました。
このファイルは、専用ポケットを追加すると、最大20ポケットに増やすことも可能です。今のところ、まだ空いているポケットがありますし、できるだけ増やさず、必要なものだけを保管していくつもりです。
以前はファイルボックスを棚から降ろして、必要なクリアファイルを選ぶ必要がありましたが、棚に直接ファイルを立てることで、ワンステップで取り出すことができるようになりました!
取扱説明書の収納については、一度仕組みを決めていたため、問題ないと思っていました。ですが、「探すことが面倒だな」と感じたことで、その仕組みが今はうまく機能していないということに気づくことができました。
初めてスマホアプリで取説を管理してみて、今さらですが、「なんて便利な時代」と感動!初めて使うものには、少しハードルを感じてしまう性格ですが、これからも便利なものを上手に利用して苦手な紙類の管理を楽にしていきたいと思います!
取扱説明書の収納について、こちらの記事も参考に:
・取り扱い説明書の整理 初めてでもこうすれば簡単!分け方・収め方のヒント
・手間をへらして楽チン管理!取り扱い説明書のトリセツ
・書類整理が苦手な片づけのプロが、ファイルボックス・クリアファイル・リングバインダーの代わりに選んだ3つの収納用品
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ライフオーガナイザー 木村道子
ブログ :ナノハナニッキ