おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。
私は洋服が好きで、暇さえあればデパートやモールへ行き、気を抜くと衝動買いをしてしまいがちです。たくさんの失敗を経て、最近では、その場の気分で洋服を買わないよう、自分の中でルールを決めています。
目次
■「なんか欲しい」は危険!買いたいものを決めておく
買い物は、お店に行く前の準備が大切です。衝動買いを防ぐために、事前に手持ちの洋服を確認するようにしています。
たとえば、柄物のパンツが活用できていないと感じたら、手持ち服でコーディネートを組んでみます。「シンプルな黒いトップスがあればもっと使えるはず!」など、買い足したいアイテムを洗い出します。
スマホや手帳にメモをしておけば、買い物先でも忘れることはありません。
買いたいものを決めるようにしてからは、目当てのものが見つからなくても、「とりあえず買う」をしなくなりました。
■買い物前の下見で、流行と値段をチェックする
実際にお店に着いてからは、行き当たりばったりで試着はしません。モールなら全体をざっと下見をしてから、回る店を決めて試着するようにしています。
この方法は、お買い物同行レポの記事でもご紹介しています。
>>>短時間でムダなく満足度の高い買い物をするには? クローゼットのプロのお買い物同行レポ
私の場合は、まずは流行の色やデザインがわかりやすい、ZARAやH&Mをチェックします。続いて、値段設定が高めでも、自分の好きなセレクトショップなどを回ります。最後にユニクロやGUなど、ベーシックなものが低価格で買えるお店を見るようにしています。
長く使いたいコートや靴には少々お金をかけますが、インナーや流行のものはプチプラで買うこともあります。「欲しいアイテムに、どのぐらいお金をかけられるか?」、品質と値段のバランスを考えながらお店を回ります。
■試着のときは、3つの質問で判断する
①テンションが上がるか?
セールにつられたり、値段の安さで選びがちですが、本当に「欲しい」と思えるものを買うようにしています。気に入って買った洋服は、長く大切に着ることができます。
②着心地、サイズは合っているか?
「肩・腰・全体のサイズ感」をチェックします。丈は安く直せるので気にしません。体を動かして着心地をチェックします。色違いやサイズ違いで迷ったときは、写真を撮ると客観的に見ることができておすすめです。
③手持ち服で3パターン以上コーディネートが組めるか?
合わせたいアイテムを持参、実際に着て行くという手もあります。トップスを試着するときは、ボトムスを借りるなど、合わせたい雰囲気をイメージすると失敗が減ります。
■好みの合う店員さんを味方につける
「店員さんが苦手」という方は多いかもしれません。とはいえ、似合うもの、欲しいものを買うために、好みの合いそうな店員さんがいたら、プロの力を借りて欲しいと思います。手持ち服を見せて、「これに合うのはどれですか?」と聞いてみるのもアリです。
「試着までして買わないのは気が引ける」という話もよく聞きますが、「考えてまた来ます!」と笑顔で言えば問題なしです。私が販売員をしていたときは、お客さまが戻って来てくださることがすごく嬉しかったので、「やっぱり買おう」ともう一度お店に出向いたときは、なるべく接客してくれた店員さんに声をかけるようにしています。
季節の変わり目は衝動買いをしがちです。必要なものを見極めて、好きな服がたくさん入ったクローゼットになりますように。
洋服の買い方のコツについてはこちらも参考に:
・洋服の衝動買いをしなくなる!お得なセールでも納得したものを購入する3つのコツ
・もう迷わない!「持っていない服を買わないと!」の思い込みを外して、快適クローゼットへ
・ボーナス前に作戦会議! 洋服選びが楽しくなる、満足度アップの被服費予算のたて方
あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 柴田敦子
ブログ:クローゼットから整える 余白のある毎日