おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
マンションの洗面所はコンパクトにつくられがちですよね? わが家も空いている床はわずか1.5㎡弱です。極力床置きしないためにやったのが「脱衣かごをしまう」ことでした。今日はそんなわが家の脱衣かご収納についてご紹介します。
■脱衣かごを見せたくない!床置きしたくない!
わが家の洗面所は、狭くて四方はすべて扉に囲まれているので、脱衣かごは極力床に置きたくないと思っていました。来客時に使う場所なので目につくのも嫌ですし、床置きすると掃除が面倒という気持ちもありました。
消去法で考えたら、脱衣かごを置けるのは、唯一洗面台下の開き戸収納でした。
試してみたら大正解。スッキリ片づくのはもちろん、当時小さかった子どもたちも自分で服を入れられたのが気に入っていました。小さな子どもって「自分でやりたい!」があふれ出る時期がありますよね。大きな開口の入れものにポンと投げ入れるだけで、「できた!」と気持ちが満たせて、親も楽ちんで一石二鳥でした。
■脱衣かごの選び方のポイントは?
脱衣かごにしたのは、IKEAの「SKUBB」です。たまたま家にあったものを使ってみたら、上部にほどよくゆとりがあり、洗濯物もたっぷり入り、言うことなしでした。
「脱水までのものは白、乾燥までのものは黒」というように、「SKUBB」の色をあえて分けたのもポイントです。家族にわかりやすく、「パジャマは黒、制服は白に入れてね」と子どもたちに声がけするのもスムーズでした。※現在は白のみ販売
四角い「SKUBB」はムダなスペースが生まれにくく、上部が大きく開いているので洗濯物も出し入れしやすいのがいいところです。前面の持ち手は、引き出す際にも便利です。撥水性もあり十分脱衣かごとして代用できました。
■脱衣かごをしまうためにやったこと
洗面台下は、通常脱衣かご置きとしては想定されていないかもしれません。洗濯物は汚れや湿り気が気になりますし、パイプスペースは、もともと湿気が溜まります。私も当初ここにしまう発想はありませんでした。
それでも位置やサイズなどが魅力的で試してみることに。毎日洗濯派のわが家には、メリットのほうが大きく感じられ、かれこれ5年以上も脱衣かごをしまい続けています。
気になっていた湿った/汚れた洗濯物は、洗濯機上にもう一つボックスを置いて入れています。「IKEA」のキッチン用洗い桶を使っています。※同じものは廃番で、現行品があります。
脱衣かごをしまうために、限られた収納スペースを効率よく使うこともしています。
洗面台下に収納することの多い掃除グッズや洗剤のストックは、鏡裏収納や洗濯機上の吊り戸棚にしまっています。子どもは使わないので、大人しか手が届かない場所でも支障ありません。
洗濯ネットは、専用の収納スペースはなく、脱衣かごに入れっぱなしです。洗濯ハンガーは浴室の物干しざおにかけっぱなしに。タオルも普段使いのものは浴室扉のバーにかけっぱなしで収納スペースはありません。
出ていると邪魔で気になる脱衣かごをしまうために、気にならず、省スペースでよく使うものを出しっぱなしにしてバランスをとっています。
狭い洗面所の悩みを解決するヒントは?:
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : ララデュアル 不機嫌にならない暮らし