おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
6人家族のわが家。食器は、おめでたいとき用・歳時専用のものは持っていないので、ふだん使いのものばかりです。それでも、改めて食器を数えてみると230個以上ありました。
私は、出し入れに手間がかかると途端に使わなくなってしまうタイプ。持っているものをフル活用できるように、「形・大きさ」「使う頻度」にあわせて、引き出し・吊り戸棚を使い分けています。
■引き出しにはヘビロテ食器を!
ふだんよく使う食器は、食洗機から一歩足を伸ばせば戻せる場所に収納しています。引き出し3つ分がヘビロテ食器です。
上から見渡しやすいので、戻すときもぽんっと置くだけ。それぞれの引き出しには、一緒に使うもの同士を集めています。ヒントにしたのは、ライター手塚のこちらの記事です。
>>>なんだか食卓がちぐはぐ?! 食器収納のひと工夫で、コーディネート失敗知らずの食卓
食器の種類が足りていないので、今はまだ、和・洋など、ごちゃ混ぜに使ってはいます。ただ、引き出しの中を眺めていると、何が足りないかがわかりやすくて、買い足すときのイメージが膨らむんですよね。
取り皿としてよく使う小皿などは、この引き出し3つに入りきらなかったので、ダイニングテーブル近くの引き出しにまとめています。
食洗機からは3、4歩と、私には戻すのがちょっと面倒に感じますが、子どもたちがテーブルに持っていくことが多いので、アクセスのしやすさはばっちりなんです。
キッチンの端にある小さめの引き出しには、数がまばらな小鉢などを。ドレッシングやタレ入れとしても使っているものです。
見た目に似た大きさのものが多いのですが、上から眺められると違いがわかりやすいし、選びやすい。そこまで出番は多くないのですが、やっぱり食洗機からさっと戻せるのはいいですね。
■大皿は吊り戸棚に!奥行きを有効活用
ヘビロテ食器でないものは、吊り戸棚に収納しています。引き出しにしまうと場所をとってしまう大皿(どれも27cmほど)も、奥行き30cmの吊り戸棚に置けば、スペースに無駄がでません。
大きさが似ているものばかりなので、使ったら上に重ねていくだけ。お皿の重なる順番にこだわらなければ、さっと戻すことができます(ときどき整えます)。
形の違うお皿を重ねて置くには、ちょっと雑な置き方です。陶器のような柔らかい器は避けるようにしています。
■カップやお椀などはカゴにまとめて取り出しやすく
ふだん使いではないカップやグラスも、吊り戸棚に収納しています。棚にカップをひとつひとつ並べてしまうと、奥のものが取り出しにくくなるので、それぞれ一緒に使うもの同士をカゴにまとめています。
たとえば、手前のカゴは「カップ&ソーサー」。真ん中はおうちカフェ用の「パフェで使うグラス類」。奥のカゴは「来客用のお茶碗とお椀」のセット。これは、元ライターの原田が紹介していた「来客セット」を真似っこしています。
>>>使いやすいキッチンのキーワードは“使用頻度”。食器を使いやすく収納する3つの工夫
カゴにまとめておくと、吊り戸棚の上のほうでも取りやすい。片づけるときも、ボックスごと戻せば手間も最小限なので、使うことが億劫になりにくいのです。
これまでは、子どもたちが小さいからと、来客用として完全に分けていたお気に入りのカップ。小学生になってからは、食器を割ってしまう心配もずいぶんと減ってきたので、気分を上げたいときの楽しみとして、少しずつ使う機会を増やしていけそうです。
食器の収納についてはこちらも:
・食器が食器棚に入らない! シンプル定番の食器+彩りは大皿のマイルールで、ラクに収納・楽しく時短
・【動画あり】洗った食器の片づけが「めんどくさい」は、1歩も動かない収納で解決
・理想の食器収納への近道は、よく使う食器の置き場所をまずは確保すること
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある