おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
先日、長女と次女の2人部屋から、それぞれの個室を作りました。2人に個室をつくるためには、長女・次女だけでなく、他の家族のものの見直しも必要でした。夫・三女・私それぞれのタイプに合わせて、見直しをすすめましたので、ご紹介します。
個室を作るまでの記事は、こちら
>>>姉妹の部屋を分ける! 移動作業と気持ちをラクにした「ものを逃がすためのスペース」
>>>2人部屋から姉妹それぞれの個室を作る! 部屋を移動する前にやったこと
■お楽しみがあれば、サクサク進む!オモチャの手放し
三女は、目的がハッキリすると即行動に移せるタイプです。今回は、もともと持っていたオモチャに加え、姉2人が部屋を片づけた結果、三女に流れてきたものも多かったため、たくさんのオモチャを手放す必要がありました。そこで、三女の楽しめる3つの方法で、オモチャを見直していきました。
1.イベントに参加しようと誘う
夏休みに開催される「子どもの体験イベント」に行こうと誘いました。
※コロナウィルスの影響で、延期になりました
このイベントでは、遊ばなくなったおもちゃを持っていき、ポイントに交換し、ポイントで欲しいおもちゃと交換できるかえっこバザールというオモチャの交換会がありました。新しいオモチャ欲しさに、大きな紙袋1袋分のオモチャを出してきました。
2.妹分にあげる
三女は、親戚の2つ下の女の子が大好き。末っ子だからか、お姉さんぶって面倒をみたがります。そのため、よく遊んでいたオモチャも、その子には気前よくあげる。届けるときに、一緒に遊べるのを楽しみにしています。
あげた先で、困ることのないように、せっせと段取りするのは母ですが……。
3.遊びながらメンテナンスする
リメイク好きの母に育てられているせいか、三女はものが変化する過程をみるのが好き。そこで、長女・次女のおさがりの椅子のカバーをお風呂の中につけて、三女と一緒に足踏みして洗いました。
とれないシミもあるものの、きれいになった椅子にテンションがあがります。次女の出産祝いにいただいて、長女・次女だけでなく、遊びに来るお友だちにもたくさん可愛がられた椅子です。これからは、三女のお友だちが遊びに来たときに、活躍してくれそうです。
■お尻に火がついたら、一気に進む!趣味のものの手放し
夫は、スイッチが入れば、一気に動くタイプです。けれども、このスイッチがなかなか入らない。形から入るタイプでもあるため、少しかじった程度でも、道具ばかりが増えていきます。そして、使う予定がないものも、手放さない。クローゼット1つを夫の趣味用にしていましたが、入りきらなくなりあふれる始末。
長女・次女の部屋をつくるためには、見直しが必要なことを説明するもスルー。けれども、実際に部屋の移動を進めたことで、一気にスイッチが入りました。
長女と次女の部屋をつくるために、ものを逃がし続けた部屋を見て、スノーボード・ウエア、釣り道具、ゴルフバックなど、一気に趣味のものを手放しはじめます。
移動の翌日には、ここまで進みました。なぜ、もっと早くやってくれなかったのか?と思わなくもないですが……。この後も、パソコンまわりが使いやすくなるよう工夫し、少しずつですが片づけが進んでいます。本人のタイミングって、大切ですね。
■しっかりとご褒美を求める!手放しの段取り
今回、家族それぞれが頑張って、長女・次女の個室ができました。誰がいちばん頑張ったかというと、なかなか動かない家族に伴走し続けた私だと思うのです。準備や当日の作業だけでなく、たくさんのものを手放すことになり、粗大ごみ・家電リサイクルの予約、譲先を探す、家具を解体するなど、個室完成後もやることは山盛り。
仕事柄、やること自体は苦ではないのですが、私はしっかりご褒美がほしいタイプです。そこで、なんとなく贅沢な気がして、今までできなかった花のサブスクをはじめました。
日比谷花壇の「ハナノヒ」の「イクハナプラン」です。毎日1回1本、対象の切り花を受け取れるため、いろんなお花が楽しめます。自分の目につくところに飾るだけでなく、長女や次女の部屋にも、「片づけて」と言うかわりに、花を飾っています。机の花を見て、脱ぎっぱなしの服を片づけだす、嬉しい効果もありました。
ついつい自分のやり方を、家族にも当てはめたくなります。その上、「自分ばっかりが大変」と疲れてしまう。家族のタイミングや手放しやすい方法を見つけながら、自分のケアも忘れずに進めていきたいなと思います。
家族とのものの持ち方の違いと対処方法のアイデアは、こちら:
・ものの持ち方、好み、得意なことが全然違う夫婦のための、共有するものの収納場所の見つけ方
・【実録】夫婦の片づけ これに困った!夫の「出さない、減らさない」
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ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ:愛家