おはようございます。
ライフオーガナイザーの瀬川歩です。
お弁当や水筒のふたにあるすき間、ボトルの底の隅。スポンジでは洗いにくく、汚れが溜まりやすい場所です。すき間を洗うためにすき間用ブラシ、ボトルを洗うためにボトル用ブラシを使用していた時期もありましたが、狭いキッチンには置き場所もなく生活感も気になります。
アクリルたわしはそんな洗いにくいところもすっきり洗え、自分の好きな色や大きさで作ることができます。「作るのが面倒!」なのに、何年も作り続けているアクリルたわしをご紹介します。
■お気に入りの理由はちょうど良い薄さと丈夫さ
アクリルたわしを使用する前は、いろんなキッチンスポンジを試していました。すき間が洗えているのか心配になり、専用ブラシを購入したり、ボトル用ブラシでは隅が洗えず週末に漂白したりと、洗いものがストレスでした。
アクリルたわしの薄さがすき間やボトルの隅を洗うのに便利だと気づいてからは、すき間やボトルのブラシは必要なくなりました。ボトルの中を洗うときは、菜箸を使って奥まで洗います。
デメリットは、スポンジより泡立ちが悪いことや作ることが面倒なこと。それでも何年も作り続けているほどお気に入りです。
■アクリルたわしなら色も形も自分好みに作れる
アクリルたわしの良さは、使いやすさの他に色、形、大きさが自分好みに作れるところです。編み方はいろんな種類がありますが、わたしは早く編み終わりたいので「長々編み」という編み方にしています。
この編み方で、ふだん愛用している100円ショップのアクリル毛糸1玉(30〜35g)で5個作ることができます。かぎ針のサイズは7/0-8/0で、こちらも100円ショップなどで購入することができます。きつめに編むことで、よれることなく長持ちします。
■アクリルたわしを作るときに気をつけたいこと
アクリルたわしを作るときは、アクリル100%の毛糸を用意します。ウールなどの天然繊維が混ざっているものは、吸水性があり、乾きにくく、ぬめりが出てきます。アクリル100%の毛糸は吸水性があまりないので、乾きが早く清潔に保ちやすい性質があります。
もう一つ注意することは、毛糸の製造方法です。製造方法によって洗浄効果が変わってきます。アクリル繊維の製造法には、大きく分けて湿式と乾式の二通りがあり、このうち洗浄効果が期待できるのは、湿式アクリルのみです。
『これは、洗浄効果の元と考えられるミクロライン(アクリル単繊維に刻まれたミクロの溝)が、湿式アクリルのみにできる特徴だからです。日本国内の原料メーカーは既に湿式アクリルのみに集約されていますが、世界的にはまだまだ乾式アクリルのほうが主流です。
輸入アクリル毛糸や、輸入原料を使って作られたアクリル毛糸をタワシ用に使用される場合は、注意が必要です。』(ハマナカ手あみ糸に関するご質問より一部引用)
洗剤のいらないエコたわしとして、愛用される方も多いアクリルたわし。わたしは、スポンジと同じように食器用洗剤を少しだけつけて洗いものをしています。はじめは薄くて使いにくいと思うことがありましたが、今ではその薄さがお気に入りです。
片づけのプロが愛用するキッチンスポンジも参考に:
・片づけのプロ6人に聞く!愛用のキッチンスポンジとシンクでの置き場所【2021年版】
・片づけのプロが愛用するキッチンスポンジと、シンクでの置き場所【オープンキッチン編】
・しっかりキャッチ、水切れ抜群!ダイソーの「浮かせるスポンジホルダーUK!UK!mini」
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ライフオーガナイザー 瀬川歩
HP:葉っぱのおと〜自分らしく暮らしを楽しむ