おはようございます。
ライフオーガナイザーの大和恵子です。
今年の正月明けにキッチンの吊り戸棚収納の見直しをしました。きっかけは実家の85歳の母が「来年からはもうおせち料理は作りません」と宣言し、使っていた重箱を私に託したことです。
その重箱を吊り戸棚の上段に収納するため、収納しているものを全部出したところ、収納したまま忘れてしまっていたもの、もう必要ないなと思えるものが出てきました。
使用頻度の低いものを普段使いのものと混在させないことで、キッチンの使い勝手はよくなっていましたが、吊り戸棚の上段のものは、目につきにくく放置しがちでした。使うために取り出すのも高い位置なので、注意が必要な年齢に私自身がなってきました。
そこで、吊り戸棚の収納の見直しのタイミングやこれからについて考えてみました。
■収納しているものの見直しの機会を逃さない
吊り戸棚には、高い位置ほど使用頻度の低いものを収納しています。
収納の見直しのタイミングのひとつが、新規のものが入ってきたとき。今回は、新たに託された重箱を収納することで上段の見直しができました。
年に数回だけ使うものも収納しているので、使った後のタイミングでも収納を見直せたはずでしたが、元の場所に戻すだけでした。また、子どもが独立して夫婦2人生活になったときも、見直しのタイミングでした。ですが、吊り戸棚収納まで気が回っていませんでした。
■見直して手放したもの、収納場所を変えたもの、とりあえずそのままのもの
まず収納しているものをすべて出してみました。
水筒、弁当箱は、以前手放すことを保留したものも手放しました。重さのあるミキサーは、上段にあるのは危険なので移動を考えましたが、最近はブレンダーで間に合っているので手放しました。ワインクーラーは、しばらく出しっぱなしにしてみて、この先使うかを決めるつもりです。
結局、収納ケース1箱が空になりました。重箱については、「こんなにいる?」とも思いますが、来年の正月後に考えてみることにします。
■これからは上段のものは減らし、最終的にはゼロに
8年前のリノベ時に「収納は多いほうがいい!」と天井高265cmをフルに戸棚にしたのですが、踏み台を使用せずに取り出せて、使いやすいのは、中段までです。
この先、踏み台を使用してものを取るのは危険を伴うので、夫に一声かけて二人で作業したほうがよさそうですね。それが面倒なら、最終的には上段は使わないようにすることが安全への近道かなと思います。
収納したら終わりではなく、生活に合わせて見直しをしていきたい。危険な場所、作業をなくしていくことにも今後注力したいと思います。
吊り戸棚収納の使いこなしに関する記事はこちらにも!:
・踏み台要らずで収納力アップ!手の届かない吊り戸棚を使いやすくするにはどうしたらいい?
・使いづらいキッチンの吊り戸棚収納の悩みを解決!ストレスフリーなキッチンへ
・キッチン収納の最難関、吊り戸棚は“取り出しやすさ”と“使用頻度”を考えて使いこなす
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ライフオーガナイザー 大和恵子
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