服はあるのに着るものがない!の解決策は「真夏もの」と「真冬もの」を減らすことでした

おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。

クローゼットはいっぱいなのに「着る服がない!」と思ったことはありますか? 私は、洋服がたくさんありすぎることが原因で、着たい服を選べなくなったことがあります。そこで、管理できる数まで減らすことにしました。

クローゼットがバランスよく整う、洋服の数の減らし方のヒントをお伝えします。

服はあるのに着るものがない!の解決策は「真夏もの」と「真冬もの」を減らすことでした

■季節ごとに分けるとわかる!手持ち服のバランス

シーズン別で洋服の数を数えてみると、どの季節の服が多いのかがよくわかります。たくさん洋服を持っていたときは、無意識に、半袖Tシャツが数十枚、厚手のニットが数十枚と“着られる季節が短い服”をたくさん持っており、クローゼットがパンパンでした。

夏物は、薄手で安価なアイテムが多いため、つい増えがちです。季節ごとのバランスが悪いと、「着るものがない!」となりがちなので、数えてみるとよくわかります。

まずは「真夏しか着られない服」と「真冬しか着られない服」を適正量まで減らすと、驚くほど洋服の管理が楽になりました。

服はあるのに着るものがない!の解決策は「真夏もの」と「真冬もの」を減らすことでした

真夏服と真冬服を減らした、現在のクローゼットの洋服を季節ごとに数えてみました。

【真夏服】半袖Tシャツ8枚、ワンピース2枚、半袖シャツ2枚=13枚
【真冬服】コート2枚、フリース2枚、冬素材パンツ4枚、厚手ニット6枚=14枚

すべての洋服は全部で73着です。真夏もの(13枚)と真冬もの(14枚)を合わせた27枚を引いた46枚は3シーズン以上着られる計算になります。

■着られる季節が短いからこそ、「季節限定」を楽しむ

同時に、真夏や真冬の「季節限定」の洋服も楽しむようにしています。

夏なら、麻素材のシャツや、ノースリーブ、明るい色を積極的に。冬なら、ツイードやコーデュロイ生地など、冬っぽい素材の服を積極的に着るようにしています。

服はあるのに着るものがない!の解決策は「真夏もの」と「真冬もの」を減らすことでした

また、季節はずれな雰囲気にならないよう、真夏ものは8月まで。真冬ものは3月まで、と月を区切りに着る季節を決めています。「まだ寒いから」「まだ暑いから」と、お天気に合わせるのではなく、暦に合わせて衣替えをするようにしています。

ぴったりの季節に、集中的に着ることを意識することで、着られる季節は短くても「着た!」という満足感があります。

■真夏・真冬ものを減らしたことでわかったメリット

真夏もの、真冬ものを減らしたことで、衣替えが楽になるメリットもありました。手持ち服のうち、3シーズン以上着られる46枚は、ほぼ衣替えなしで出しておけます。衣替えは、夏もの、冬ものを15枚ずつ入れ替えるだけで完了します。

服はあるのに着るものがない!の解決策は「真夏もの」と「真冬もの」を減らすことでした

衣替えをして、今の季節にぴったりの服を常にクローゼットの目につく場所に置いておけば、着るときに迷いません。

生地の薄い真夏ものを減らすと「今年は着られないまま季節が変わった」がなくなり、ぶ厚い真冬ものを減らすと、クローゼットにスペースができるようになりました。

買い物のときも、着られる季節を考えて買うようになり、失敗が減りました。

「ぴったりの季節に、着られる分だけ」を意識して、「どの洋服も着てあげられている」と実感したら、数は減ってもクローゼットの満足度は上がりました。

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ライフオーガナイザー 柴田敦子
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