おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
買ったのに使わなくなる化粧品に、溜まる化粧品サンプルたち。整理をしたところ、48個を手放すことになりました。
さらに、手放すものを観察してみると、溜まる原因になっていた2つの気持ちに気づきました。それは、「もっと良いものがあるかも?」と「もったいない」です。
「もっと良いものがあるかも?」という気持ちでものを増やして、合わなかったとしても、「もったいない」という気持ちで手放せなくなっていたのです。
そこで見つけた3つの対策をご紹介します。
◼︎対策①「もっと良いものがあるかも?」には短期決戦で決着を
肌の悩みが増えてきているので、「美白!シワ予防!」などを謳った化粧品サンプルを勧められると、つい試してみたくなります。でも敏感肌なので、実際は試さずキープしているだけでした。
反対に、サンプルを上手く活用できたのは、ファンデーションを見直したときでした。気になる5つのブランドを回ってサンプルをもらい、外出しない数日を利用して、集中的にチェック。比べると違いがはっきり出たので、それ以外のものは、潔く処分できました。
試したいアイテムは、短期決戦でしっかり比較して決めきるのが良さそうです。
◼︎対策②「お気に入りを使いきる新しい買い方を」
手放すことになったものを観察してみると、使わなかった理由が見えてきました。
・ふだん使っていないアイテムや色を使いこなせなかった(似合わなかった)
・サンプルなしで決めてしまった(肌に合わなかった)
・途中で別のものを買ってしまった(好みが変わった)
中でもドラッグストアなどで買ったものは、テスターがあっても、実際に近い形で試すのは難しく、購入後に「肌や色味が合わなかった」という失敗が多かったのです。
それなら、メイクをしてもらって比較できたり、サンプルをもらえたりするデパートコスメをもっと活用する価値はある、と気づきました。
それに量も大切です。たとえばアイシャドー。何色か入ったパレットでも、よく使う色は1色だったりします。新しいものを試したいならなおさら、しっかり試せる場所で、合う1つを選んで使いきる。そんな新しい買い方を試してみようと決めました。
◼︎対策③「もったいない」には消費期限で区切りを
先日、捨てるのはもったいないとキープしていた化粧下地を使ってみたら、肌荒れしました。調べてみると、開封後の化粧下地の使用期限の目安は3カ月〜半年。期限をとっくに過ぎていました。ちなみに未開封の使用期限の目安は、適切な保管で約3年。
参照サイト:再春館製薬所
アイテム | 開封後の使用期限の目安 |
化粧下地 リップグロス |
3カ月~半年 |
日焼け止め リップ リキッドファンデーション |
半年~1年 |
パウダーファンデーション | 1年~2年 |
使用期限を考えると、自分の場合、まだあるうちに違うものを買った時点で、使いきれなくなることがよくわかりました。期限が過ぎた化粧品は、油分が酸化したり、雑菌が繁殖したりしている場合があるので、心は痛みますが、潔く処分したほうが安心のようです。
洗面所に立つたびに、使えていない化粧品に後ろめたさを感じていましたが、今回しっかり向き合ったら、それ以上の手放す痛みを味わいました。申し訳なさを感じました。
だからこそ、自分の選び方、買い方で見直したほうがいいことに気づけました。これからは、少数精鋭で使いきる気持ちよさを目指したいです。
ものを持つ基準を見直した事例:
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ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : 「自分らしさ探究家」−自分らしさとこの世界の幸せな関係