おはようございます。
ライフオーガナイザーの瀬川歩です。
わが家の洗面脱衣所は狭く、洗濯機と洗濯かごを置くのがやっと。収納スペースは洗面台下の引き出し2段と開き扉のキャビネットのみ。タオルを置くために棚をつけたり、衣装ケースなどを置くつもりはないけど、タオルはどうしても洗面脱衣所に置きたい。
わたしが選んだのは、引き出しの下段、ワンアクションで手にとれる場所です。家族5人分のタオル収納をどうしているのかをご紹介します。
■家族分必要でかさばるタオルの収納から考える
洗面所の収納のなかで、タオルの収納をいちばん始めに考えたのは、タオルがいちばん場所をとり、家族全員が使いやすい場所にする必要があるからです。さらに、子どものタオルはキャラクターものでかわいく、柄もそろってないため、隠す収納にしたいと思いました。
そこで目をつけたのが、引き出しの下段。高さがあってたくさん入りそうでした。
引き出し収納のいいところは、かがまずにタオルが手にとれ、一目で全体を見渡せること。「開く」より「引き出す」ほうが楽なこと。子どもも迷わずタオルを手に取ることができます。
■タオルは引き出しに入る分で十分だった
引き出しに収納しているのは、予備のフェイスタオルと、洗顔後に顔をふいたり、汗をふくためのハンドタオル、子どものガーゼ。
タオルは、たくさん入るように上下2段に重ねるように収納し、上段にはハンドタオル、下段にはフェイスタオルを。ハンドタオルが上段にあることで、顔がぬれていても上から手に取ればいいので楽です。
引き出しは前面だけ高さがあり、ほかは低い作りになっています。タオルが引き出しの奥に落ちてしまうことがよくあったので、引き出しの奥に高さのあるプラ板を置き、タオルの落下防止に。それだけでストレスがなくなり、使いやすい引き出しになりました。
毎日夜に必ず使用する風呂上がり用のタオルとキッチンのタオルは、すぐ使えるように洗濯機上のバケツに入れ、引き出しには収納しません。時間のないときはたたまずにバケツに放りこんでいます。バスタオルはふだん使うことがはいので、2階のクローゼットに保管しています。
■狭い洗面脱衣所だからラクな動線が作れる
夜間に洗濯をするので、朝起きるとタオルは乾燥が終わっている状態。わたしは化粧水をなじませている間に洗濯乾燥機から出し、たたんで収納しています。狭いので移動せず収納でき、引き出しにポイポイ入れていけばあっという間に片づきます。
お風呂のタオルは、洗濯機上に置くだけなのでお風呂後すぐ手にとれて便利だし、夜に交換するキッチンのタオルは、洗濯機上にあることで交換忘れもありません。すぐ手にとれることが使いやすさにつながります。
タオルは洗面脱衣所だけが収納場所ではないけど、動線を考えるとすぐ使う場所に置きたい。生活感のあるものは隠したい。狭い空間でも、優先順位を決めて収納することで、使いやすくなりました。
タオル収納についての記事はこちらも参考に:
・ミニマムな洗面所のタオル収納は、たたまず袋に入れた引っかけ収納がラクでした
・洗濯物が片づく! 家事シェアストレスも解消?! タオルやふきんをたたまず、しまわない仕組み
・バスタオルをたたむのが面倒くさい!片づけのプロが“たたまない”を実現したカゴ収納とは?!
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ライフオーガナイザー 瀬川歩
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