観葉植物の地震対策はしていますか? 鉢や鉢カバーの選び方とお手入れの注意点

おはようございます。
ライフオーガナイザー/グリーンアドバイザーの山田由乃です。

今の家に引っ越ししてきてまもなく、大型の台風を経験しました。強風で家が揺れ、屋外では陶器の鉢がいくつも倒れて、割れてしまったのです。

そのとき破片や土を片づけながら、自然災害時のことをいろいろ考えました。わが家の室内の観葉植物は現在50鉢を超えます。地震の揺れで鉢が倒れたり、落下したりしたら……。

観葉植物の地震対策はしていますか? 鉢や鉢カバーの選び方とお手入れの注意点

鉢の転倒や落下を完全に防ぐことは難しいかもしれません。でも、植える鉢の素材を選ぶことで、破片でのけがをなるべく防ぎ、片づけやすくしたいと考えるようになりました。

■室内では焼き物以外の鉢に植えるようにする

陶器の鉢に植えられたものや、モスポットの鉢(アンティーク加工された素焼き鉢)入りの観葉植物もいくつかもっていましたが、焼き物の鉢は衝撃に弱いので、鉢を変更することに。

焼き物の鉢よりは割れづらい、プラスティック素材や、樹脂・グラスファイバーなどの素材の鉢に植え替えようと考えました。

観葉植物の地震対策はしていますか? 鉢や鉢カバーの選び方とお手入れの注意点

でも、複数の鉢を一気に変えていくのは大変です。植物それぞれの植え替えのタイミングも考えながら、高いところに置く鉢から優先して徐々に進めていくことにしました。

焼き物の鉢から植え替えたことで、それぞれが軽量化され、その後の水やりや植え替えなどのお世話が、とてもラクになりました。

■模様替えのための鉢カバーも割れづらい素材を選ぶ

プラスティック製や樹脂製の鉢は、デザインがシンプルなものも多いです。部屋の雰囲気に合わせて模様替えしたいなと思うときは、鉢カバーを使って楽しんでいます。

鉢カバーも鉢と同様、かごやメタル・ブリキなど、なるべく割れづらい素材を選ぶことにしました。

観葉植物の地震対策はしていますか? 鉢や鉢カバーの選び方とお手入れの注意点

大型の観葉植物は、鉢カバーに入れると水やりが面倒になりがちです。私は鉢カバー内の受け皿に出てきた水をスポイトで吸い取ることで、その場でラクに水やりをしています。
>>>【鉢カバー入りの観葉植物】大きい鉢を動かさず、ラクに水やりする方法とは?

■鉢の素材で通気性や保湿性が変わるので注意する

モスポットからプラスティック製の鉢に植え替えたあとも、水やり頻度を変えないでいたら、うっかり根腐れさせそうになったことがあります。

素焼き鉢に比べプラスティック製の鉢は、鉢の表面から水分が抜けにくく、保湿性があります。鉢の素材により、土の乾き具合に違いが出てることを見落としていたのです。

観葉植物の地震対策はしていますか? 鉢や鉢カバーの選び方とお手入れの注意点

鉢の素材を変える場合には、素材ごとの違いを事前に調べつつ、土の状態や植物をなるべくよく観察することが大事だと感じました。

今後も室内の減災に配慮しながら、観葉植物との暮らしを楽しみたいと思っています。

地震対策や減災に関する記事はこちらにも:
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ: Kurashino-ne- 片づけ×植物で心地よい暮らし

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