片づけ難易度MAXの子どもの「思い出の品」は、寝かせてみると手放し成功率アップ!

おはようございます。
ライフオーガナイザー金田友美です。

「今使っているものだけを残して、使っていないものは手放す」は片づけのセオリーですが、当てはまらないものと言えば「思い出の品」。

わが家では、子どもの長期休みに子ども部屋の片づけをしているのですが、先日の片づけのときに「思い出の品」問題が発生。押入れから2、3歳頃に遊んでいたおもちゃが出てきたんです。とっくに遊ばなくなったおもちゃですが、手放すことに抵抗がある子ども。可能な限り希望は尊重したいですが、収納スペースにも限りがあります。

そこで、「期間を決めて寝かせる方法」を試してみたところ、納得して手放すことに成功しました。

■見ると惜しくなるのは「思い出を手放す」から?

夏休みに入ってすぐ、子ども部屋の片づけを小2の息子としました。直近で使っているモノの「いる・いらない」は、サクサク進みました。

片づけ難易度MAXの子どもの「思い出の品」は、寝かせてみると手放し成功率アップ!

が、押入れの奥深くに眠っていた小さな頃のおもちゃを前に、息子が考え込んでしまいました。もちろん今ではまったく遊ばず、あることすら忘れていたおもちゃです。懐かしいおもちゃを見て、保育園時代を思い出したようです。

手放すことは「なんだかさみしい」と子どもが言うので、しばらく様子見することにしました。

■期限を決め、目につくところに「一時保管」で忘れない作戦

私自身も、手放すか迷うときに一時保管をしているので、子どもにも同じように、場所を移して、期限を決めて、いる・いらないを決めてもらうことにしました。期限は夏休み最終日としました。

忘れていたのに、目にしたことで存在を思い出したので、今回はあえて目につきやすい場所に置いたり、おもちゃで遊んでいた頃の写真を見せたり話したりして、子どもが「忘れない」ようにしてみました。

片づけ難易度MAXの子どもの「思い出の品」は、寝かせてみると手放し成功率アップ!

■ものを手放しても思い出は残ることに納得

目にはしていたけど、結局、遊ぶことも手に取ることもなく迎えた、期限の夏休み最終日。本人が出した結論は、「手放して、空いたスペースに違うおもちゃをしまいたい」でした。

なぜ手放してもいいと思ったのか質問してみたら、「もう遊ばないし、写真もあるし、覚えているから大丈夫」とのことでした。期間を置いてみたことで、ちゃんと納得して手放すことが、できたんだな、と思いました。

実は、今回手放したおもちゃのほかにも、随分と前から遊ばなくなったプラレールもあったのですが、こちらは本人が即答で手放しを拒否。私としては、「もういいんじゃないかな?」とも思いました。けれども、迷いなく必要と思えるものは、たとえ使わなくても、あるだけで心の支えになると思うので、ちゃんと納得できることがいちばん大切だな、と思いました。

片づけ難易度MAXの子どもの「思い出の品」は、寝かせてみると手放し成功率アップ!

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ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた

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