おはようございます。
ライフオーガナイザーの浦田友惠です。
キッチンキャビネットに追加して「無印良品」「ポリプロピレンストッカー」を10年ほど使っているなかでのこと。引き出しが多くて、いつの間にか不便になったことがあります。
早めの見直しを定期的にしていれば、引き出しは常に便利な状態にできます。決まって起こるようなことを見つけておけば、見直すタイミングを見逃さないと感じました。
見直しのタイミングと、修正するときの3ステップをご紹介します。
目次
■ “ストレス”の内容を見直しのサインとしてみる
なんとなく使い続けてしまうけれど、実は不便になっている「サイン」があると感じています。引き出しの中がモノを溜めた状態になり、適正量を超えたことにしばらく気がつかず、収納の乱れが大きくなる、といったことです。
次のこんな行動に気がついたら、見直しのサインだと意識するようにしています。
・使ったモノの戻し場所がわかりにくいので、「とりあえず放り込んだ」
・欲しいモノがどこにあるのかわからず、「数回違う引き出しを開けるようになった」
・使わないモノを捨てられず、「数カ月、開けたことがない引き出しがある」
・自分だけがわかる感覚で使っているため、「家族は使わない引き出しが数段ある」
■STEP1. 躊躇せず「全部出し」して、中身に目を通す
サインに気づいたら、できるだけ早めに手直ししたいところです。何から始めればいいのか具体的でないと、不便でも我慢して使い続けてしまうので、はじめの1歩は「全部出し」と決めています。
ストッカーだけなので、見直しの作業は30分あれば十分。躊躇しないことがポイントだと思っています。まずは、入っているモノをザッと確認します。
■STEP2.「カテゴリー分け」してから、戻す量を決める
モノの要不要をいきなり判断することは、意外に難しい。一つ一つをよく見ていると、どれも要ると感じてしまうからです。
そんなときは、「カテゴリー分けする」というステップを入れます。そのモノを使うときのイメージを俯瞰して見ることができ、重なるモノの個数もはっきりして、優先順位を決めやすくなると思います。
たとえば、必要以上に多い割り箸やプラスプーンは、まとめて防災用にスライドしてみると、引き出しのスペースを大きく空けることができました。引き出しに戻す量(適正量:8割収納)を確認することで、グッと簡単になると実感しています。
■STEP3.収納して「ラベルをつける」ところまでやる
最後は戻したいモノを、実際に引き出しに収納していくのですが、入れ間違いを予防するためにラベルをつけています。ストッカーは深いサイズがあるため、引き出しの中にも手書き。区切ったエリアごと、同じカテゴリーの大中小など、こまかな分類を書き込んでいます。
開けたときに横からのぞくとわかりやすく、補充したり戻したりするときに迷わなくなりました。大きな項目の名前は、引き出し前面にもラベルを貼っています。
ここまでを、ルーティンにすると、どんどん慣れて作業も早くなり、30分ほどで終わるようになりました。
引き出しだけでなく、収納ボックスやケースも同様の方法で、簡単に見直しができました。同じ形の収納用品が並んでいる場所は、見た目がスッキリして、見直しのタイミングがわかりにくいので、参考にしてみてください。
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ライフオーガナイザー 浦田友惠
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