おはようございます。
ライフオーガナイザーの田宮 絵理です。
ランドセルの片づけ方法は、さまざまな収納家具やアイデアがあり、どのようにすればよいか悩んでいる方も少なくないはず。真似してみたけど結局、床に置きっぱなしになってしまう……なんてことはありませんか?
わが家には2人の娘がいますが、姉妹それぞれ置き場が違い、学用品の置き場所もまったく違います。
ランドセルの収納場所の決め方、収納方法をご紹介します。
■子どもが置きやすい、準備しやすい場所を相談
わが家では小学校に入学するタイミングで、子どもとランドセルを置く場所を相談する時間を設けています。話をするだけではなく、実際にランドセルを背負ってからおろしてもらい、置きやすい高さを確認します。
さらに、ランドセルを開けて学校の準備をする真似をし、筆記用具や教科書、ノートが入れやすいかも検証。
注意するポイントは「無理なく置けて翌日の準備ができるか」。やりづらい、面倒ではないか、子どもが飽きない15分ほどを目安に話し合いました。
■長女は立ったまま置けて準備できるのが楽ちん
この春、小学五年生になった長女は、座ってじっくり作業をすることが苦手なので、立ったままランドセルが置けて、準備もできるような収納にしています。
IKEAのワゴン「ロースコグ」を活用して、一番上の段にランドセルを置くことに。長女は整理整頓がかなり苦手で、いつも机の周りにモノが乱雑に置かれていますが、4年間一度もランドセルを床置きしたことがありません。
■小柄な次女は自分だけのスペースにランドセルを置く
早生まれで小柄な次女。長女と同じ収納方法では、置く位置が高すぎて面倒とのことでした。床には置きたくないけれど、低い位置のほうが置きやすいため、ニトリの「Nクリックボックス」を横置きにして、その上に置くことに。
宿題は、学童保育にいるときやダイニングテーブルでやりたいので、学習デスクは必要ないけれども、自分だけのスペースは欲しい次女。ランドセルを置く棚を次女のスペースにして、教科書やノートもランドセル横のファイルボックスに収納しています。
大人目線で選んでしまいがちなランドセルの収納場所。子どもによって体格も癖も違うため、それぞれの「やりやすいを見つける手伝い」をしてあげると、子どもが自分で片づけられる仕組みになると実感しています。自分で決めてお片づけができていると自信にもつながるようです。
「ランドセル収納」に関する記事はこちらにも:
・ランドセル・学用品の最適な収納場所は小学1年生に聞いて決める! できそうな方法から試せばうまくいく
・ランドセル置き場はどうする? 小学校6年間の移り変わりを公開!
・リビングにランドセルを散らかす問題を解決!ランドセル&学習用品置き場を子どもに合わせて配置換え
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ライフオーガナイザー 田宮 絵理
HP:働くママが「楽しく楽に」なるお片づけTammy the Organize