おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
この春から、息子が学校の寮に入って生活をするようになりました。私が想像していた“息子が家を出る時期”よりもずっと早くて、気持ちがなかなか追いつかなかったです。ようやく今の生活にも慣れて、空いた息子の部屋の使い方も定まってきました。
完全に家を出たわけではなく、長期休暇は閉寮となります。週末にもわりと帰省しているので、家での生活もまだあります。
そんな息子の部屋を、空いているふだんは残った家族が使うことで、家全体のスペースにゆとりができたと感じています。誰でも使える部屋にするために、行った準備を紹介します。
■「どう使いたいか」を考えて、思いついた学習室
ふだんは空いている部屋を有効に使いたくて、「居ないときは家族も使う」ことを息子に了承してもらいました。
部屋の使い方を考えるときに参考にしたのは、片づけ収納ドットコムの記事でした。
>>>1カ月後には空っぽに! 独立後の子ども部屋の片づけのポイント
>>>子どもが独立したあとの子ども部屋、わたしがこれから快適に使うためにやったこと
あさおかさんのように、何もない部屋が理想だけど、息子のベッドや机はまだ使うので置いたままです。
ベッドを捨てない大和さんの部屋を参考にし、息子が帰ってきたときに使う家具はそのままに、誰でも使えるマルチなスペースにしたいと思いました。ちょうど娘が受験生なので、集中できる学習室として使うことにも期待が膨らみます。
■部屋にあるおもちゃ類の要・不要をスマホで確認
部屋のほとんどの荷物は寮へ持って行きましたが、昔遊んでいたおもちゃが息子の部屋に置いてあります。処分のタイミングがわからず、ずっとそのままにしていました。この際なので、思いきって整理することにしました。
息子の帰省が待ちきれなかったので、手放していいものか確認するために「LINE」を利用して作業をスタートです。休日のやりとりだったので、すぐに返事が来ました!私の作業が止まることなく判断してもらえたので、とっても助かりました。家で面と向かって聞くよりも、ずっとスムーズに仕分けができたと感じています。
“写真を撮って送信する”のやりとりを繰り返して、10点くらいのものを仕分けることができました。
■置いていった本をまとめる本棚をDIY
教科書はもちろん、必要な本や漫画などは持っていきました。それでも残っている本や図鑑などがあるので、それらをまとめる本棚をDIYで作ることにしました。DIYにしたことで、部屋に合ったサイズのものを置くことができます。利用したのは、「カインズ」の「DIY用棚板」です。
帰省に合わせて、息子と一緒に組み立てました。パイン材なので、加工しやすくビスも打ちやすかったです。
リビングにあった本やもともと部屋に置いていた本などが、一カ所にまとまりました。長期休暇は教科書をすべて持ち帰るので、そのためのスペースも確保できています。
空いたままにしておくと、何となく“物置の部屋”にしそうでした。狭い家に物置専用部屋はもったいないので、活用できる部屋として整えることができて満足です。次回は実際に使っている部屋の様子を紹介します。
空いている部屋を有効的に使う記事はこちらも参考に:
・空き部屋の物置化問題は、“いつか使うかもしれない部屋”を“いま使う”で解決!
・空き部屋を納戸にして生活空間を快適に! 納戸にものがたまらない工夫とは?
あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち