おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
もう使わないものや、どこに何があるのかわからない状態の場所。「どうして片づけてくれないの?」と思ったことはありませんか?
一度手に入れたものを「ただ手放す」のは、難しいです。そして片づけは面倒くさい。でも、どんな人でも、片づけがうまくいくタイミングがありました。そのタイミングと、そのときに片づけるメリットをご紹介します。
◼︎“スッキリした空間”は、家族の片づけのゴールにならない!
片づけに惹かれるのは、“スッキリした空間”に憧れがあるからではないでしょうか? でも、“スッキリ”することが、嬉しかったり、それがモチベーションになったりする人と、ならない人がいるんです。
片づける場所が、自分の部屋以外の場所ならなおさら。“スッキリ”しているかどうかより、何かを“持っている”ことに価値を感じる人もいます。家族でも、何に価値を感じるかが違うから、片づけたいタイミングも、片づけようと思う目的も違うんですよね。
娘の場合も、そうでした。今はあまり使わなくなったおもちゃ類を、寝室のクローゼット内のキャスター付きワゴンと衣装ケース1段分を使って保管しています。
長期休みになると見直してもらっていますが、これまでは、使ってなくても「置いておく」と言うことがほとんどでした。
◼︎ “大事なもの”ができたときが、片づけがうまくいくタイミング
それが急展開したのが、彼女にとってそれ以上に優先したい“大事なもの”ができたときでした。
小学生最後の夏休みを充実させたいと思った彼女。関心のある語学の本を何冊も揃えて、ノートにまとめたり、プリクラや映画のチケットなどを、手帳に貼って思い出として残すことに凝り始めたのです。
すると、急にそれらのアイテムを、それぞれに分けて収納したくなったようで、「収納用品を買って欲しい」と頼まれました。そんな彼女のイメージに合っていたのが、おもちゃの収納に使っていたキャスター付きワゴン。
今大事にしている、「本や手帳グッズをそれぞれに分けて、いい感じにしまいたい!」。ゴールが見えると片づける目的もできて、モチベーションも自然とアップ。一気に作業にかかりました。
◼︎片づけた先に叶えたいものが見えていると、うまくいく理由
「〇〇な空間にしたい」という気持ちは、そのまま、ものの判断基準になります。「〇〇な空間」に合うものは要る。合わないものは、要らない(手放す、または別の場所へ移動)という具合です。だから、要不要が決めやすい。
さらに、自分の叶えたいゴールのためなので、手放すストレスは少なく、迷いが少ない分、短時間で片づけられる。娘の場合も、これまで「とりあえず置いておく」と保管していたものが、さくっと減り、今の彼女にとって大事なもの専用の場所になりました。
人それぞれに価値を感じるものがあって、そのために片づけるのが、結局いちばんスムーズにいくんですね。
家族に片づけてもらいたい片づけのプロたちの作戦:
・「捨てられない夫」のクローゼット、自発的に片づけてもらう整理収納大作戦!
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あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : 「この世界で自分らしさと幸せに生きていく!」−自分らしさ探究家