防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)

おはようございます。
ライフオーガナイザーの浦中礼子です。

最近は毎年のように大きな地震や台風が発生して、自然災害への備えが欠かせなくなっています。わが家でも、必要そうなものを揃えてはいますが、なんとなく備えているので万全とは言えませんでした。

防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)

そんなとき、先日の「南海トラフ地震臨時情報」をはじめて耳にして「この機会に備えを見直さないと!」と強く思うように。

そこで、参考にしたのが「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」が発行している「減災グッズチェックリスト」です(ホームページからダウンロードできます)。こちらでは、備えを0次、1次、2次の3ステップに分けて、とてもわかりやすく説明されています。

今回は、「備えの3つのステップ」と「1次の備え」について、わが家の事例とともにご紹介します。

■「備えの3つのステップ」で必要なものがわかりやすくなった!

「防災グッズや非常食などを揃えたい」と思ったとき、最初にどこから手をつけていいか悩ましいですよね。わが家もいろいろ集めたものの、これでいいのか不安もありました。

参考にした「減災グッズチェックリスト」では、「備えの3ステップ」を詳しく知ることができます。

防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)
参考:減災グッズチェックリスト|阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

「備えの3ステップ」とは、備えを0次~2次の3段階に分けたものだそうです。

「0次の備え」は、外出先などの自宅以外で災害にあったとき、手元にあると安心できる備えのこと。
「1次の備え」は、避難所へ行くときに最低限持って行きたい非常持ち出し品のことです。
「2次の備え」は、在宅避難のためにストックしておきたいもののことで、わが家でもこのステップごとに防災用品を見直したところ、わかりやすく感じました。

■まず揃えたいのは「これぞ防災グッズ!」な1次の備えから

今回、最初に見直したのは「1次の備え」の防災リュックです。1次の備えから手をつけたのは、日頃あまりなじみのないものが多く、防災専用としてまず準備しておくといいと聞いたから。

わが家でも、もともと近所の100円ショップやドラッグストア、ホームセンターで買い揃えたものがありました。

防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)

チェックリストと照らし合わせたところ、ヘルメットと簡易トイレが足りないくらいで、ほぼ備えられていました。ただ、身分証明書のコピーや緊急連絡先カードが古いものだったので、今回アップデートすることに。

防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)

このセットを家族3人分用意して、子どもの分は「なにが入っていてどう使うか」を話しながらリュックに詰めました。万が一、子どもだけで避難しても、中身を知っていれば少しは安心できそうです。

■防災リュックの収納は、寝室の壁にかけるだけ

この防災リュック、本当は玄関に置きたかったんですが、狭いわが家ではスペースがとれず……。そこで、寝室の壁に作りつけてあるフックにかけて収納しています。玄関は近いし、パッと取れるからすぐに動けて意外に便利そうです。

防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)

また、あれこれ詰めすぎて、いざというときに「リュックが重くて背負えない!」なんてことがないよう、実際に背負ってみて重さの確認もしています。

防災グッズは何から揃えるべき?まずは「1次の備え」からはじめよう!(前編)

ある程度は備えているつもりでしたが、足りないものや期限切れのものがありました。この見直しのおかげで、今後不安な情報を耳にしても「これだけ備えた!」と少し安心できそうです。

次回は、わが家の「0次の備え」と「2次の備え」の実例をご紹介します。

防災用品の備え方・収納方法についてはこちらにも:
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ライフオーガナイザー 浦中礼子
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