おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
「愛用コスメとメイク用品の収納」について、日本ライフオーガナイザー協会のSNSでアンケートを募ったところ、たくさんの片づけのプロたちが回答を寄せてくれました。そのなかから厳選した8人の回答のうち、前編では4人のライフオーガナイザーの“メイク事情”をご紹介します。
目次
■ リビングの引き出しをボックスで仕切ってコスメを収納
広島市安佐南区在住のライフオーガナイザー、井手本亜希さんの愛用コスメは、「ファンデーション類が5個、アイメイク関連が6個、リップが8本、チークが3個、ブラシが5本。メイク中に使うことの多いティッシュや綿棒、目薬なども“メイク用品”として、まとめて管理しています」。
リビングルームに置いたチェストの引き出しを「ダイソー」のボックスで仕切り、メイク用品をアイテムごとに分類して収納しているという井手本さん。「メイク中に必要なものを取りにあちこち移動するのは面倒なので、この場所から一歩も動かずメイクができる仕組みを整えました」。
「チェスト右手の鏡の前に立って引き出しを開け、立ったままメイクします。メイク時間は3分から5分程度。短時間なので、立ったままでも疲れませんよ(笑)」。
詳しくはこちらで:
ズボラー女のメイク、どこでする?
取材協力・写真提供:井手本亜希
ブログ:くらしをととのえる
■ メイク用品はソフトボックスに入れてダイニングの食器棚へ
神奈川県厚木市在住のライフオーガナイザー、松井陽子さんの愛用コスメは、「画像上段の左から下地、フェイスパウダー、コンシーラー、ハイライト。下段の左からアイブロウ、アイシャドウ、アイラインとマスカラ、チーク、リップです」。
「Pilier」のソフトボックスに「無印良品」のメイクボックスを入れ、メイク用品を分類して収納しています。上から見分けがつかないUVクリームとベースカラーのボトルには、それぞれ「UV」「B」とラベリング。「ラベルのおかげで、出してみて違う!(イラッ!)ということがなくなりました(笑)」。
「メイク用品をまとめたソフトボックスの定位置は、ダイニングスペースにある食器棚の中。メイクの所要時間は15分くらいです。ダイニングテーブルに座って、のんびりメイクしています」。ダイニングテーブルから“約一歩”のところに食器棚があるので、出すのも戻すのもカンタンだそうですよ。
詳しくはこちらで:
外からの光がスキな、のんびりなわたしが選んだメイクの場所は?
取材協力・写真提供:松井陽子
ブログ:綺麗のたね 〜お片付けと骨格スタイル分析で見つけるあなただけの綺麗
■ 無印のメイクボックスを洗面所の棚に、そのままポン!
広島県福山市在住のライフオーガナイザー、橋本裕子さんの愛用コスメは、「下地2個、ファンデーション3個、アイライナー2本、アイブロウ2個、マスカラ2本、マスカラコート1本、アイシャドウ4個、ハイライト1個、チーク1個、口紅2本とグロス1本、リップクリーム1本。そのほか、ブラシやビューラーなどもあります」。
メイク用品を収納しているのは、「無印良品」の「ナイロンメイクボックス・中」。「メイクにかける時間は5分くらい。メイクする場所は、おもに洗面所。ときどきダイニングテーブルで、ということもあります。だから、私にとってはメイク用品の収納は持ち運べるタイプがベストです。このメイクボックスには持ち手がついていて移動しやすいので、同じものを買い替えながらもう何年も使っています」。
メイクボックスそのものは、洗面所の後ろの棚に“置いている”という橋本さん。毎日使うものだから、収納スペースの中にしまわないという選択肢もアリ!ですね。
詳しくはこちらで:
【季節で見直す化粧品の変化】
取材協力・写真提供:橋本裕子
ブログ:暮らしのはこ ~思考と空間のお片づけ~
■ 1軍コスメは洗面所のバッグ型ポーチに。2軍コスメは…?
東京都世田谷区在住のライフオーガナイザー、矢田有香里さんの愛用コスメは、「画像上段の左からCCクリーム、コンシーラー、フェイスパウダー、アイシャドウ、アイライナー。下段の左からビューラー&マスカラ、チーク、アイブロウ、リップです」。
「効率よく身支度をすませたいので、メイクは洗面所で行っています。手にCCクリームがついたり、フェイスパウダーの粉が舞ったりしても、洗面所ならサッと洗い流せるから便利です。家の中を持ち運ぶことはほとんどありませんが、メイク用品はバッグ型ポーチにまとめています」。
バッグ型ポーチの定位置は、洗面台の背後にあるフラップ収納のいちばん上の段。「メイク用品を入れるのにちょうどよい深さで、私にとっては出し入れしやすい高さにあるベストポジションです。メイクの所要時間は8分程度。今の生活では9割9分、ここにあるメイク用品で完結します」。
「でも、実は洗面所に収納している1軍コスメとは別に、ふだんあまり使わない2軍コスメもあるんです」という矢田さん。「2軍コスメは、学生時代に憧れて買った『shu uemura』のメイクボックスに入れています。当時、とにかくこれが欲しくて欲しくて(笑)」。
「2軍のアイテムは、ブラシ類が5本、チークが7個、アイシャドウ(4色パレット)が6個、グロスとリップが8本。本来、こんなたいそうなメイクボックスに収めなくてもいい量ですが、このメイクボックスは何となく思い入れがあって残しています」。
自分にとって大切なものであれば、使用頻度が低くても手放さなくてよいと考えるのが、ライフオーガナイザーらしいですよね。
詳しくはこちらで:
考えないメイクと収納
取材協力・写真提供:矢田有香里
ブログ:Sunny days by organize
後編では、さらに4人の片づけのプロの“メイク事情”をご紹介する予定です。楽しみにお待ちくださいね。
(後編へつづく)
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ライフオーガナイザー さいとう きい
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