おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。
「気持ちと財布は密接に繋がっているなぁ~」と実感するのが、ボーナス前の今の時期。なんとなくいつもより財布の紐がゆるみがちなのは私だけではないはずです。今回は、ボーナスの無駄使いを防ぐためにやっていることをご紹介します。
■もらう前:「残すお金」と「使えるお金」を把握する
ボーナスでもらうお金には、使い道(貯蓄含む)が決まっているお金と自由に使えるお金が混ざっていますよね。もしかしたら、すでに全額使い道が決まっている、なんてことも。
そこを、ボーナス前に数字でしっかり把握しておかないと、使い道が決まっているお金を他のことに使ってしまって大後悔・・・・・・なんてことにもなりかねません。
わが家の場合、特別費(毎月ではないけれど発生する支出)をまとめた年間カレンダーを見れば、今回のボーナスで残しておく必要がある金額がわかります。
>>>レジャー計画も楽しいイベントに!“したい”を叶える家計の年間カレンダー活用法
年間の特別費が把握できていない場合は、家計簿をつけている人は昨年の7~12月の家計簿を見ながら、つけていない人は通帳や手帳を参考に、これから半年で予想される“ボーナスで確保しておいた方がいい支出”を洗い出してみるといいですね。
「残すお金」を引いてもまだボーナスが残っているのなら、それは「使えるお金」。わが家の場合、「欲しいものリスト」を見ながら家族で何に使うかを相談します。
>>>買いものの仕方を変えると満足度がアップする!“欲しいものリスト“の効果とは?
事前にリストを作っていなくても、このタイミングで家族会議を開けば、家族の欲しいもの・したいことを聞ける機会になるかもしれません。具体的に使えるお金がわかっているからこそ、家族会議も白熱するはずです(笑)。
■もらった時:素早く移動で生活費と分ける
ボーナスが入金されたら、即!生活費の入っている口座とは別の口座に移動させます。これがいちばん重要!!いくら事前に使い道をしっかり決めていたとしても、そのお金がなくなってしまっては、元も子もありません。
「お金にもラベルを貼れたらいいのに」と思うのですが、残念ながらそれはできません。ラベルを貼るかわりに口座を分けることで、今使っていいお金なのか、残しておくべきお金なのかをわかりやすくしています。
冷蔵庫の奥で見えなくなっている食材は使われないのと同じで、ふだん目にする口座からは移動することで見えなくして、無駄に使わない作戦です(笑)。
■もらった後:何にいくら使ったかを残しておく
ボーナスを使ったら、来年の自分がラクするためにも、使用用途を簡単に記録しておきます。
・お金をおろすタイミングで通帳にメモ
・使った月の手帳にメモ
・使ったらエクセルに入力
いろいろな方法を試しましたが、現在の私は、メモしておいたものを後で一気にエクセルに入力する、という形をとっています。
すぐに手間なく記録したい、検索性を高めたい、という2つのニーズを満たす方法を考えたら、この折衷案になりました。
これをしておくことで、年間カレンダーの精度があがり、ボーナスをもらう前の計画もラクに、大幅な狂いなく、立てることが出来ています。
“ズボラで欲に流されがち”というのは、自分の弱みととらえがち。けれども、それを補うためのちょっとした工夫をすれば大丈夫!自分にガッカリすることも、ボーナスがいつの間にか消えてしまうことも、避けられるようになりました。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
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ライフオーガナイザー 長谷部敦子
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