おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
新築でオープンキッチンを計画するときに、私が悩んだことは、フルフラットキッチンにするのか? それとも、手元を立ち上げるカウンターキッチンにするのか?ということでした。
最終的にはフルフラットキッチンにしたので実はすが、「片づけが大変になるかも?」と住み始めるまで不安でした。実際に住んでみて1年半が経ち、スッキリ保つためにやって良かったことを3つご紹介します。
■キッチンカウンターの一部に壁を立てる
わが家はガスコンロとシンクを分けて2列に配置したII型キッチンなので、ガスコンロは壁面側。なので、油はねのカバーなどは、キッチンカウンターには必要なかったのですが、耐震壁があるため一部が壁で隠れています。
実はこの壁のおかげで死角ができ、壁の裏側は隠れて見えません(笑)。「片づけが大変になるかも?」という不安は、このスペースのおかげで解消されました。
とてもありがたい壁ですが、1点だけ、計画段階で工務店さんに変更してもらいました。それは、壁の厚み。身長154cmと背が低めの私が「カウンターの奥まで手が届かない!」を防ぐために、カウンターの奥行きが65cmになるように、壁をふかしてもらっています。
おかげで物がとりにくいということもなく、拭き掃除もしやすいので、変更してもらって良かったと実感する日々です。
■ちょい置き対策!カウンター下収納は必須
フルフラットキッチンに限らず、キッチンカウンターにはちょい置きするものが、ついつい溜まりがちですよね。わが家でも夫が帰宅すると、もれなく、ポストから持ってきた手紙類がカウンターの上に置かれ、溜まっていきます。
そこで、手紙が置かれる場所の近くに、賃貸住まいの頃から使っていた「無印良品」の収納ケースを移動させました(引っ越し当初は別の場所に置いていました)。
緊急性の低い手紙は、溜まるまで放置しがちなのですが(笑)、この場所にさえ来てしまえば一歩も動かずに整理できるので、面倒さは最小限。ゴミ箱も、もちろん近くに置いていますよ。
■キッチンアイテムは壁の色に馴染むものを!
リビングからパッと見てごちゃついて見えないように、出しっ放しの鍋や蓋、鍋敷きやリネン類はできるだけモノトーンのものを選んでいます。
シンク周りの黒いアイテムについてはこちらにも:
>>>キッチンは黒いアイテムで揃えたい!シンク周りに必須な3つのモノトーンアイテムを一挙紹介
もともと黒やステンレスの雰囲気が好きなこともありますが、壁やカウンターの色となじんでいると、パッと見は統一感があって、散らかった印象がグッと和らぐように感じます。
こまかいところでは、こんなものも真っ黒。
魚焼きグリルの引き出しハンドル部分に置いているのは、キャップがないタイプの油性ペンです。買ってきた食材のパッケージに賞味期限を書くために出しっ放しにしています。黒のマスキングテープでマグネットをペンに貼り付けているのですが、ついでにロゴの部分にも貼って隠しています。
参考にしたのはこちら:
>>>生活感を感じさせないキッチンの秘密は「見せる」と「隠す」のバランスにあった
「マスキングテープでロゴを隠すほどでもないかな」と思っていたのですが、いざやってみると、見た目のスッキリ効果が高い!数分でできる上にペンの交換頻度は年に1、2回程度。おかげで、面倒くさがりの私でも続いています。
決して、ものが少ないわけではないので、常にスッキリと何もない状態をキープするのは大変ですが、「来客のときに隠れる・同化して見える」ことを意識することで、日々の片づけのハードルを確実に下げることができています。
キッチンを計画するときに役に立つ記事はこちら:
・壁付けキッチンは家事シェアの救世主?! メリットを活かすための設計ポイント
・引出し収納が100%正解とは限らない!「キッチン収納のカタチ」
・キッチンのカップボード 使いやすさと耐震性を両立させるために知っておきたいこと
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 男の子+女の子+双子とのやったね!を探す暮らし