おはようございます。
ライフオーガナイザーの前田梨絵です。
お下がりでもらった服や、いつの間にか増えていく子ども服。収納はぎゅうぎゅう詰めでも実際に子どもが着ているのは3、4枚をローテーションしている、なんてことよくありますよね。
そこで、普段着収納にはよく着るものだけを入れることにしてみると、コンパクトで出し入れしやすい収納ができました。
■ “一週間以内に着そう”な服だけを残してみる
服がぎゅうぎゅう詰めだと、出し入れしにくいし、探しにくいですよね。ギューっと詰め込むとシワもついてしまいます。量が減ったらゆとりをもたせてしまうことができるので、まずは子どもでも出し入れがしやすいように枚数を減らしてみました。
わが家の場合、子どもが学校へ来ていく普段着は、洗濯分を考えても上下合わせて10着程度で十分でした。基準にしたのは“一週間以内に着そう”かどうか。
これはいちばん下の引き出しのズボンの収納ですが、入っているのはこの6本。あと1、2本洗濯中のものがあります。
たまにしか着ない服は、少し離れた2階のクローゼットへ移動させました。
■入れ方はこだわらない!ゆるいルールで楽に収納
スペースに余裕があるので、たたみ方が適当でもシワができにくくなり、子どもが雑にたたんでもさほど気にならないというメリットもあります。
さらに1枚ずつ立てて並べたりしなくてもいいし、数枚重なっていたところで、数が少ないのですぐに見つけられます。引き出しに入っていればOKくらいのゆるいルールの収納だと、服が出しっぱなしになることもありません。
上段左側の引き出しには下着を入れていて、畳まずポイッと投げ入れるだけのさらにやさしい収納です。
ちなみに、右側の引き出しに入れている靴下も、本当は投げ入れ方式のやさしい収納でもよかったんですが、たまたまぴったりサイズの収納用品が余っていたこともあって“1枠1靴下”にしています。普段履く靴下も6足あれば十分です。
■使いやすいのは、しまいやすく出しやすい場所
ちなみにわが家の子ども服は、こんな理由から洗濯洗面所を出てすぐのキッズスペースが定位置です。
・洗面所での部屋干し後にすぐにしまえる(親がラク)
・お風呂に入るときに近いので下着やパジャマが取りやすい(子どもがラク)
・朝、着替えて学校の用意までが一カ所でできる(子どもがラク)
冬休みの間に、親子で一緒に子ども服の枚数を見直してみてはいかがでしょうか。
家族にやさしい収納に関する記事はこちら:
・洗顔からメイク用品まですべて洗面所収納へ。小さな空間を家族みんなで快適に使う工夫とは?
・子どもが自分で片づけられる部屋づくり(前編):キーワードは「ここが僕の大好きな部屋!」
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ライフオーガナイザー 前田梨絵
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