収納の“見直しどき”のヒントに! 幼児から小学生の衣類収納ビフォーアフター 

おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。

小さかった子どもたちが大きくなり、できることも増え、今まで便利だった収納が使いにくくなることありませんか?

小2と年長の子どもたちに、そんな変化が訪れたわが家。子どもの衣類収納を、どんなきっかけで、どんなふうに変えたかについてご紹介します。

■幼稚園時代、洗面所で一括収納【ビフォー】

子どもたちが幼い頃から、アウター以外の衣類は洗面所にしまっていました。

当時は朝の出勤時間が早く、限られた時間で身支度や食事を終えるのにてんてこまい。LDKに隣接した洗面所は、親が準備を進めながら見守れ、子どもたちの身支度場所として最適でした。

収納の“見直しどき”のヒントに! 幼児から小学生の衣類収納ビフォーアフター

大人が使いにくい、低い位置の備えつけ収納を活用できるのも、一石二鳥でした。

収納の“見直しどき”のヒントに! 幼児から小学生の衣類収納ビフォーアフター
リネン庫上段は大人が管理する服、下段に子どもたちが自分で取り出せる服やおむつを入れていました。

浴室乾燥で乾いた洗濯ものを、ほとんど動かずにしまえるのも便利で、当時は「これ以上の収納はないわ」と悦に入っていました(笑)

■小学校入学~低学年、衣類は子ども部屋へ【アフター】

収納を大きく変えたのは、息子が小2、娘が年長になった今年の夏です。新たに子ども部屋をつくるとき、パジャマとパンツ以外の衣類を、子ども部屋に移動させました。

下着や靴下、ボトムス、ニット類は、ベッド下の引き出しに人別でしまっています。

収納の“見直しどき”のヒントに! 幼児から小学生の衣類収納ビフォーアフター

以前は、間口の狭いリネン庫を二人で使うのが窮屈そうでしたが、一件落着。引き出しはキャスター付きで、楽に引き出せて中が見渡せるのも、使いやすそうです。

半畳ほどのウォークインクローゼットの一角には、アウターとトップスをかけて収納しています。トップスすべてをかける収納にしたことで、洗濯ものをたたむ数が減り、毎日の家事が楽になりました。

収納の“見直しどき”のヒントに! 幼児から小学生の衣類収納ビフォーアフター
既存のハンガーバーは使わず、突っ張り棒を設置。肩幅が狭く、丈の短い子ども服に合わせた位置に取りつけることで、狭くてもたっぷりしまえる収納スペースになりました。下にオンシーズン、上にオフシーズンのものをかけています。

■使いやすい収納には、“見直しどき”があった!

使いやすい収納は、成長とともに徐々に変わっていきますが、頻繁に変更していくのは大変ですよね。個人差はあるものですが、年齢や成長具合を目安にした“見直しどき”はあると感じています。

わが家の場合、自分も周囲も「自分のことを自分でやろう」という気運が高まる、年長から小学校低学年のこの時期は、一つの“見直しどき”だったと思います。

身長が伸びて、使いやすい収納場所が変わるのも、一つの目安でした。わが家では、便利だったリネン庫の下段が、一転して使いやすい場所じゃなくなりました。

また、服のサイズが120~130にもなると、収納用品を大きくしないと、出すのもしまうのもしにくくなりました。

一方で、ハンガーにかかっている服を選んで、取り出すことが上手になると、「たたむ」収納から選択肢が広がりました。家事を楽にする収納の“見直しどき”の目安といえました。

収納の“見直しどき”のヒントに! 幼児から小学生の衣類収納ビフォーアフター

子どもの“使いやすい収納”は、“自律をサポートする環境”とも言えます。“見直しどき”を感じたら、ぜひ試してみてくださいね。

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ライフオーガナイザー 手塚千聡
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