おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
書類の整理で使われることの多い、ファイルボックス、クリアファイル、リングバインダー。書類の整理が苦手なわたしは、どれも使いこなせませんでした。
失敗を経てたどり着いた、家庭内の重要書類、取扱説明書、学校関連のプリントの保管方法をお伝えします。
■ 重要書類はファイルボックス→深型ボックス
保険関連や住宅関連といった、家庭内の重要書類。結婚してすぐは、ジャンルごとに「ファイルボックス」に入れて保管していました。
けれども、引っ越したり家族が増えたりするたびに書類が増え、ファイルボックスの数も増加。……にも関わらず、ラベリングが面倒でそのままにしていたら、家族に「あの書類、どのボックスに入ってる?」と尋ねられることが多くなってしまいました。
「それならいっそのこと!」と、ジャンルごとにフタ付きの大きなボックス(無印良品の「硬質パルプボックス・フタ式」)にまとめてみたら、なんとも管理がラクなことが判明。
重要であるとはいえ、見返す頻度は低い書類です。細かく分類しなくても、ざっくり一カ所にまとめておいて「いざというときは、ここを探せばある」状態にしておくだけで、わが家では十分だったようです。
■ 取扱説明書はクリアファイル→浅型ボックス
家電や家具などの取説は、透明ポケットのついた「クリアファイル」に入れて管理していたことがあります。
細かくラベリングするのが苦手なので、「家電」と「家電以外」の2冊に分けて保管。それくらいゆるい分類でも、必要なものを必要なときに探すことはできました。けれども、新たに入ってきた取説を、薄いポケットに入れる作業がどうにも面倒で放置してしまう……。
「それならいっそのこと!」と、フタ付きの浅いボックス2つ(リヒトラブの「デスクトレー」)に収めてみたら、これまた管理がうんとラクになりました。
新入りの取説は、ボックスのうえにポイッと投げ込むだけでOK。ボックスがいっぱいになったら、不要な取説を処分。最近は、インターネット上のデジタル取説で事足りることも多いので、紙の取説はこれくらいざっくりで大丈夫だったようです。
■ 学校関連の書類はリングバインダー→浅型トレー
学校から配布される年間の行事予定表や月間の学習予定表など。以前は、書類に穴をあけて綴じる「リングバインダー」にまとめていました。新たな書類が入ってきたら、その場ですぐ目を通し、特大サイズの穴あけパンチ(下の写真)で穴をあけて、「1年保管」「1カ月保管」の期間別にバインダーに綴じます。
もちろん、面倒くさがりなわたしに、そんな手間のかかる方法が続けられるはずがありません。「綴じ待ち」の書類が溜まっていく一方でした。
「それならいっそのこと!」と、浅いトレー(リヒトラブの「スタッキングトレー」)に配布された書類を投げ入れるだけにしてみたら、心理的な負担はゼロに!
といっても、そのままでは必要な情報を見逃すことがありました。そこで、余裕のあるときに、トレーに一時置きした書類を「1年保管」「1カ月保管」に分類し、紙に穴をあけずに綴じられるバインダー(リヒトラブの「クリップボード」)にはさんでおくことにしたら、以前よりスムーズに情報を管理できるようになったんです。
雑誌やSNSで紹介されている収納方法、収納用品を試してみたけれど、「失敗だった!」ということってありますよね。けれども、失敗上等!です! 「その方法が合わない」とわかっただけでも、大きな進歩! そこから学んで別の方法をアレコレ試しているうちに、いつかきっと「自分に合う収納」が見つかるのだと思います。
失敗を経てたどり着いた収納のアイデア:
・買って失敗したファイルボックス。用途を変えることでベストボジションが見つかりました
・やっと見つけた! 自分に合ったラップ収納法を見つけるための3ステップ
・数々の失敗を乗り越えて!ストール収納は、「ざっくり」「くるっと」
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に