おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
ある日の夕方、お味噌汁の出汁をとるために煮干しの頭とはらわたを取り除いていました。
と書くと、いつも「ちゃんと出汁をとってるんだ」と思われそうなのであらかじめ断っておきますが、私は毎日の料理を作るのが嫌いです。なので、ふだんは簡単に使える粉末だしか下処理なしでも大丈夫そうな小さめの煮干しを使っています。たまたま、粉末だしが切れてしまって大きい煮干ししかなかったんです……
「あーもう、毎回毎回取るの、めんどくさいな!」
そう思いながら煮干しの下処理をしていたときに、ふと気づきました。「そうだ!まとめてやっておけばいいんだ!」。
これで必要になったときにすぐ使えます。
この「時間のあるときにまとめてやっておく」考え方は、某生活系雑誌で知ったのですが、ひとつひとつはささいなことでも事前にやっておくと、忙しいときに意外と効果があるんですよね。
ふだんはかんたん出汁を使っているので煮干しについては毎回下処理していましたが、わが家でもすでに取り入れていることがあったのでご紹介します。
■お米の計量をしておく
わが家では白米にもち麦をいれて炊いています。
白米はそのときの状況によって何合炊くかがまちまちなので、最初のころは白米に合わせてもち麦の量も量っていました。けど、だんだんそれがめんどくさくなり、『何合でももち麦は〇g』と決めてしまいました(笑)。
1回分ずつチャック付き袋に入れて、まとめて数回分作っておきます。
量ったもち麦は米びつと同じ引き出しに入れています。
以前にライター手塚も”お米の袋分け”について書いています。
>>>時短と家事シェアのストレス解消におすすめ!“収納と計量を同時にするお米収納”
■ビニール袋をくしゃくしゃにしておく
スーパーのレジの店員さんのところに、こういうのが置いてあるのを見かけたことありませんか?
実は、「ビニール袋くしゃくしゃ」をやりはじめたのは私ではなく三女。その昔、三女が小さいころのある日、キッチンの引き出しを開けたらこれが入っていました。あらかじめこうやっておけば取り出すときに便利だろうと思ったとのことでした。
(現在では、もう三女はこういうお手伝いを自らしてくれる年齢ではなく、私も最近ぜんぜんやっていなかったので、記事を書くついでに久しぶりに作ってみました)。
私は料理中にビニール袋を使うことが多く、何かを混ぜるときや粉をまぶすときなど、材料を袋に入れてもみもみしています。ビニール袋って年齢とともに開けにくくなるじゃないですか(汗)。料理中にさっとビニール袋取り出して、ぱっと袋の中に材料入れられると楽ですよ!
■お茶パックを切り離しておく
これから暑くなると麦茶を作る方も少なくないと思いますが、お茶パックを切り離すときに袋まで破ってしまうことありませんか? 私は勢いあまってときどきやってしまいます。
これも、折を見て事前にパックをバラバラにしておくと楽です。
時間に余裕があるときだとゆっくりていねいに切り離すので、袋まで破る失敗も減りました(笑)。
いずれも「数回ラクしたら終わっちゃう」プチ時短ワザではありますが、時短専用のグッズがなくてもできることなので、よければ試してみてください。この時短ワザには「同じ動作をひたすら繰り返すことで心が落ち着く」という、うれしいおまけもありますよ!
すぐにできそうな時短術はこちらから:
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ライフオーガナイザー 吉川圭子
ブログ:整理収納手帖