おはようございます。
ライフオーガナイザー／インテリアコーディネーターの安尾香奈です。

わが家の3才と5才の子どもは、工作が大好き！ 材料は散らかり、道具は迷子、道具の取り合いや片づけの押し付け合いで、姉弟ゲンカに悩まされる日々。100均で手に入るワイヤーネットでデスクをDIYしたところ、リビングは散らかりにくく、自立にもつながる効果がありました。

■小さな子どもでも効果あり！「自分の城」を持たせる5つの効果

姉弟それぞれに個別のスペースを与えることには、5つも効果がありました。

・ダイニングテーブルやリビングの床に、工作やお絵かきのものが散らかりにくくなった
・熱中できるから、ケンカが減った
・自ら遊び、片づけ、自分のものを管理する意識がついてきた
・長時間椅子に座れるようになった（ふだん落ち着きがなかった）
・好きなものを飾り、好きに広げていいことが、子どもたちの一番の喜びだった様子

「自分の城」を自分で管理するという気持ちは、3才の子どもでも芽生える、大きな発見でした。「これは誰のはさみ？」など、片づけを含め、それぞれのスペースには、家族は手を出さないルールで、ケンカが減りました。

■お手軽＆移動も簡単！お試しにぴったりのDIYデスク

学習机の購入もまだまだ未定。そんな状況では、DIYのワイヤーネットのデスクが、材料も100均で手軽にそろい、ちょうどよかったのです。リビング学習のお試しにもなりました。

素材が軽いので、デスクの移動や向きを変えることも、とても簡単です。まるでオフィスのレイアウト！ （※2台目は家に余っていたワイヤーネット材料を使用）

時折、管理や片づけができていないことが重なると、模様替えをして、子どもの気分を変えることもしています。

フックも結束バンドでくくりつけ、カバンも横に掛けています。天板の高さも成長に合わせて変更できて、ワイヤーネットは使い勝手が良く、自由自在です。

■ワイヤーネットデスクの作り方

【材料】
ワイヤーネット約62×40㎝（200円商品）……5枚
ワイヤーネット約62×29.5㎝（150円商品）……2枚
結束バンド（100本入）
突っ張り棒（62㎝以上）……2本
天板にリメイクシート（お好みで）
天板は家にあるダンボール使用

【作り方】
①下の写真のようにワイヤーネットを組み立て、結束バンドで数カ所結びます。結束部分を多くし、固く結ぶほど強度がでます。

②天板の高さを決め、突っ張り棒を奥と手前に平行にのせます。

③天板のワイヤーネットは、約62×40㎝サイズ【図：黄色】を2枚重ね、結束バンドで固定します。そして突っ張り棒の上にのせます。

④天板のワイヤーネットと突っ張り棒も、結束バンドで動かないよう固定します。結束バンドが飛び出ますが、カットしないほうが安全に感じるため、ネットに沿うようにそのままにしています。

⑤天板は、平らな面の多い大きめのダンボールにリメイクシートを貼り、ワイヤーネットの上にのせれば完了です。

工具や力も不要で、約15分で出来上がりました。

結束バンドさえカットすれば、いくらでもやり直しや調整が可能です。次回は、実際に使った、ワイヤーネットの活用例を紹介します。お楽しみに！

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ライフオーガナイザー／インテリアコーディネーター　安尾香奈
HP: ニコズストーリー