片づけ下手でも大丈夫!「戻しにくい」を変える3つの方法で、「ラクに片づく」に

おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。

片づけのプロというと、もともと片づけが得意な人というイメージがあるようですが、そうでないことも。私の場合は、すぐ出しっぱなしにする上に、しまい込むと忘れてしまいます。けれども、「なぜ、元通りに戻しにくいのか?」と、原因を考えていくと、違う方法が見つかるものですね。

ラクに片づけられるようになった方法について、3つの事例をご紹介いたします。

■「ムリに戻そうとしない!」出しっぱなしOKの入れ物に変更

よく使うものほど、出しっぱなしになってしまいます。いちいち引き出しや棚から、出し入れするのが面倒なのです。それに、引き出しや棚には、つい詰め込めるだけ詰め込みたくなります。そのため、「出すのが大変になる」「何が入っているのかを忘れる」なんてことも。

それならば、最初から出しっぱなしにすればいい。とはいえ、あまりゴチャゴチャして見えるのは嫌。そこで、出しっぱなしでもゴチャついて見えない、出しっぱなしOKの入れ物を探しました。

目をつけたのが花瓶です。透明や白でシンプルなものが多く、ちょっと雑に扱っても倒れないので、扱いやすいのです。

片づけ下手でも大丈夫!「戻しにくい」を変える3つの方法で、「ラクに片づく」に

キッチンツールや、計量スープン、

片づけ下手でも大丈夫!「戻しにくい」を変える3つの方法で、「ラクに片づく」に

家族の箸、

片づけ下手でも大丈夫!「戻しにくい」を変える3つの方法で、「ラクに片づく」に

油汚れを拭き取るためのボロ布なども、花瓶に入れて出しっぱなしにしています。おかげで探す手間もなく、戻すのも楽ちんです。

■点在から一括管理へ 丸い収納ケースは、四角い収納に変更

アウトドアグッズや、子どものオモチャなど、丸い・筒形のケースに入っているものって、意外と多くないですか?

たとえば、部屋遊び用のボールとテント。
ボールは筒形のケース、テントは丸いケースに入っていました。他のものと重ねて収納することができませんが、筒形のケースはボールをコンパクトに収納でき、丸いケースは薄いので、それぞれ収納スペース内のすき間に収納していました。

片づけ下手でも大丈夫!「戻しにくい」を変える3つの方法で、「ラクに片づく」に

けれども、一緒に使うものが点在していると、出し入れするのが面倒で、だんだんと使わなくなりました。そこで、一括管理できるように、同じサイズのケース(IKEAのスクッブ)に入れ替えることに。

一括管理にしたことで、とても出し入れがラクになりました。すき間を有効利用しているつもりでしたが、丸や筒形のケースをそのまま使うよりも、四角いケースの方が収納場所の選択肢も増えました。

■キッチリ収納の専用ケースは、ざっくり収納に変更

家電を購入したときの箱や専用ケースなど、決まった場所にキッチリ戻すのも苦手です。そのため、無理に専用ケースを使わずに、戻しやすい入れ物に。

たとえば、フードプロッセサーのパーツ。もともとは、持ち運びできる取っ手と、埃よけのためのフタがついたケースに入っていました。1つ1つ決まった場所にパーツを戻さないと、フタがしまらないので、キィーとなります(汗)。

そこで、ざっくり入れるだけのケースに変更。さらに、よく使うパーツ(写真左奥)と、たまに使うパーツ(写真右奥)の2つに分けました。

片づけ下手でも大丈夫!「戻しにくい」を変える3つの方法で、「ラクに片づく」に

フードプロセッサー本体の近くに置けば、運ぶ必要もないですし、埃や汚れが気になっても、すぐに洗えるので楽ちんです。フタつきのケースを使っているときよりも、パーツも見つけやすく、出すのも簡単になりました。

1つ1つは小さな変化ですが、「なぜ?」を見すごさずに、いろいろな方法を試してきたことが、結果的には「ラクに片づく」の近道になった気がします。

ラクに片づく方法は、こちらの記事でもご紹介しています:
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ライフオーガナイザー 佐藤美香
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